この1/3ってわかるかな?そう、三分の一。
ドイツで道を歩いていて、ある住居表示に目が留まった。
うん?三分の一 xxx通り?へっ?
どおやら昔は大きな敷地だったが、3等分に分割しているらしい。
ひやー、ニュージーランドでも2等分とかあるけど、その場合:
1Aと1B
の表示。こんな分数使って表示って、なんかドイツっぽい。しかも、この1/3結構見かけたのだ。おもしろい。
ちなみに、ドイツではアパートの場合、何号室と言う表示で郵便ポストは準備されていない。どういうことかと言うと、10世帯入ったアパートの住所は一つ。配達人はそれぞれの苗字をみて共同の入り口に設置してある各自のポストに入れていく。
なので、どんなに住所があっていても例えば、ファーストネームしか書いていないとその郵便は差出人に戻される。
私の友達がニュージーランドからクリスマスのプレゼントを送ってくれたけど、つい私の苗字を忘れてしまって、「でも、住所とファーストネームきちんと書いたから大丈夫」と思って送ったら、数か月後に戻ってきたー、と連絡が入ったのだ。あー、そうか。やはりキィウィも「住所があってればオッケー」って感覚なのね。
だけど、アパートの部屋番号つけてやってくれたほうがいいような気がするけどな。あ、もし、番号間違ったら違う人が受け取って開封することできるな。きっと、こういう間違いを防ぐためなのかな。
ちなみに、ポストにうちは2つ苗字を書いていた。
だんなの苗字と私の旧姓
私は別名併記を利用しているので、日本では旧姓、日本以外ではだんなの姓を使っている。やはりアジアの名前だと履歴書など損をするような気がするから(本当は日本の銀行とか変更手続きするのが面倒だったから。あはは)。だが、大使館などからの郵便はパスポートの日本名で来るから、書いておかないと届かないことになる。
あー、結構面倒だったな。
ニュージーランドは日本と同じで、番地がすべて。間違っていた場合、そのポストに入ればそのあとは受け取った人が”Return to sender" 略して”R.T.S.”と書いて投函してくれない限り差出人には戻ってこない。
そして、人によりけりなんだろうけど、配達人は結構親切。
昔、Bealey Avenue(ビーリー・アベニュー)と言うところに住んでいた。父に電話でビーリーとつづりを教えたが、よくわからなかったのだろう。彼は、BD Avenueと書いて出したのだ。その郵便が私の手元に届いた!封筒には、赤ペンで
”Try Bealey Ave.!"
と指示が書いてあった。きゃー、ありがとう。やはり移民が多い国だからきっと発音からするとビーリーに近いから、とりあえずここに持って行け、ってことだよね。あはは。親切な郵便屋さん、ありがとう!