ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

ドイツでも助けてもらったことに感謝

ニユージーランドで息子を産んですぐに体力激落ちで周りのママに助けてもらった。そして、ドイツでもいろんな人に助けてもらった。

ドイツ語コース三ヶ月目で突然やってきた「乳がん告知」。これからどんどん学んでドイツに馴染むぞー、と思っていたのに。しかし、しんみりする暇などなし。告知後一週間したら、もう手術。

息子どうしよう。手術当日、病院に来ても心配するだけかな。誰かと遊んでもらった方が気が紛れるかな〜。など考えたが、何がベストかわからない。なので、息子に直に聞くことに。

まずは「ね、ガンって聞いたことある?実はママの体にガンが見つかって来週手術するの」。どういう反応するかなと心配したが、意外にも彼は「ママ、大丈夫だよ。日本のお医者さんがプリサイス・メデイスンを発明して、ガンは治るんだって」と言うではないか!え、そんな情報どこで手に入れたの?びっくりしている私に、「ほら、NHKワールドのメディカル・フロンティアでやってたよ」と言う。息子、当時9歳。彼は動揺することなく、私が病気であること、手術をすることをすんなりと受け入れた。

さて、手術当日はどうするか。息子は駅を挟んで向こう側の日本人ママのNさんのところにお邪魔することになった。Nさんには当時たしか2歳になるお子さんがいて、息子は彼のことを弟のようにかわいがっていた。なので、Nさんに甘えたのだった。

Nさんとは当時まだ知り合って間もなかった。いきなり、手術します、預かってと言うのは気が引けた。だけど、息子を安心して預けれる心当たりはそんなにたくさんはない。正直に聞いてみよう。ありがたいことに、Nさんは「いいですよー」と預かってくれ、息子は彼女のだんなさんとピザを一緒に作ったり、マフィンを作って面白顔をデザインして病室に差し入れてくれた。ありがとーう、Nさん家族!

インゴルシュタットに当時、まだ半年ちょっとしか住んでなかったのにどうやってNさんと知り合ったかと言うと、日本人のりすさんに紹介してもらってたのだ。こうして海外に住んでいると心細いことがあるときにお互い声かけて助け合えるよう、彼女が心配してくれて私に自分の友達を紹介してくれた。りすさんにはドイツ滞在中、ずーっと、お世話になりっぱなしだった。

りすさんとの出会いは、また別の日に。

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Nさんに教えてもらって、面白顔のマフィンづくりがしばらく息子の中でブームになっていた