ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

検査結果が出た。ほっとした

3週間前にやった手術。細胞検査結果がやっと出た。「異常なし」だった。ほっ。

 

しかし、ニュージーランドに住むなら医療に関しては「自分で管理」するうにしないと、安心できない。理由は次の通り。

 

病院も、医者も予定や結果が出ているかしっかり把握していないことがおおい

 

ギャー、だ。日本でもドイツでもどこが責任をもって管理するか、何日くらいに結果が出ますとあれば、それまでに答えが出るか、もしくはあとどのくらい待つかの連絡は入っていた。

 

が、ここではそうじゃないんだなー。

 

今回の場合だと、Discharge summary(退院リポート)には、「2-3週間で結果は出ます。万が一それまでに連絡が入らなければ、受付に電話してください」とある。辛抱強く3週間待ったが、何の音沙汰もない。朝一に電話するも留守電。「今手が離せません」と。連絡先と要点を録音して連絡を待つが、折り返しの電話がない。3時間待ってかけると、やっと受付をとおし、ナースと話せた。「あらー、ほんとね、長くかかっているわね。心配でしょう?ドクターに電話するようにメールするね」と約束してくれた。が、そこでもまた「もし連絡が来なかったら、またかけてね。」おい、どこまで患者に頼るのだ。

案の定、来ない。ナースやドクターが帰る前にと思い4時過ぎから何度かかけるが、だれも出ず。もういいや。これはまじめに待ってもしょうがない。GP(かかりつけの家庭医)に連絡して、プレッシャーをかけてもらおう。

5時前にメール。と、6時前にGPから「ラボのサイトに行ったら、結果出てたよー。大丈夫って書いてあるよ」と明るい返事が。おーい、私は心配しながらも辛抱強く、だけど、もしかしてなんてこともちらっと考えたりしたぞ。ドクターもGPも3週間で結果出る予定を気にしてないんだよなー。忙しいだろうが、患者は待っている間ドキドキだ。

 

そして、今日。結果が出るべき日から3日目。やっと手術を担当した医師から電話が入った。「どの検査も異常なしだったよ。よかったねー」と喜んでくれるのはいいが、ナースに頼んでいた質問事項に触れない。そこで、聞いてみると「あ、ポリープは取れなかったの。無理すると傷つけちゃうかもと思ってね。心配?あ、しなくていいよ。大丈夫、ホルモンの薬あと2年で終わりでしょう、そしたら自然消滅するわよ(ほんとか?)」と言われた。モニターしなくていいのか、だれが担当で定期検査してくれるのか、など念押しで聞く

 

日本に住んでいる人からは信じられないだろうな。患者がここまで考えてプロに念押しするの。実際に、定期検査の連絡はいらないなー、と一応、数ヵ月待ってから連絡すると慌ててスケジュールが組まれたこともあった

 

心静かに過ごせるよう、ニュージーランドでは、こと医療に関しては自分で管理しよう。

 

ちなみに、今回の手術までの道のりは、GPに相談、検査所に紹介状をだして超音波と血液検査。ウェリントン病院(公立)に紹介してもらい受診。手術は40分ほど離れたケネプル病院(公立)で行われた。だから、だれがどこの部分まで責任をもって管理してるのかわかりにくかった

 

f:id:choukoureimamanz:20200702082604j:plain

f:id:choukoureimamanz:20200702082542j:plain

ウェリントン病院の2階の待ちスペース、そこから下を見下ろすとカフェ。