ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

よかったのか、悪かったのか、ミレーナ装着

乳がんのホルモン療法で毎日とっているタモキシフエン。最初に出た副作用は便秘。医者は違うと言うが、乳がん患者サイトでたくさんの人が嘆いている。

さて、6月になぜ手術を受けたのか。実はタモキシフエンの副作用で子宮内にポリープができた。そして、この三年間生理はないのにいきなり不正出血。しかもかなりの量。ドイツの医者からは「万が一出血したらすぐに受診するように」と何回も言われてたので、ドキドキしながらGP に行った。超音波検査に紹介。結果子宮内膜が厚くならないはずなのになっている、ポリープもある。

すぐに公立病院に紹介。一週間待っても連絡来ないと思いあぐねてたら、いきなり「明日来てください」と予約が入った。これはきっとかなりやばいか急を要するものなんだろう、と確信。

ウェリントン病院で診察をしたが、全身麻酔でやったほうがいい、ポリープもあるからと今度は手術の説明。待機期間は?と聞くとちょっと迷うような表情の後、1ヶ月くらいかなと言うが、なんとなくすぐと言うと私が心配するからと言うような雰囲気を感じた。その後、「一週間後に手術」の電話連絡。ひえー。すごいスピードで進んで行く

手術当時。モーターウェイ使って車で40分ほどの所にある、ケネプル病院に午前7:00についた。コビツド-19のレベル1の初日なので病院内にだんなもはいれたが、すぐに別れて一人手術服に着替え、暖かい温水(?)毛布をかけてもらい医者を待つ。説明を受け、内膜が厚くなるのを遅らせるミレーナをつけることを決断。いよいよベッドごとシアターに。麻酔とマスクをはめてもらっている間に眠りについた。

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竹とんぼみたいな形、これを子宮内に2年間入れる

術後目が覚めると、リラックスイスみたいなのに座ってた。二、三質問に答えると「飲み物がいい?それともアイスブロック(アイスキャンディーのこと)がいい」と聞かれたのでソーダ味のアイスブロックをなめる。食事と水も取れなかったので、体に冷たいアイスブロックの水分が浸透して行くのがわかる。うー、おいしい〜!

が、ここはニユージーランド、アイスブロックがなくなるとすぐに退院許可書を渡され、まだ眠たい頭のまま病院を出る。すごー。多分3時間くらいしか病院内に居なかったのでは。

ちなみに、乳がんでドイツで入院した時医者は3日目に退院してもいいよ、と言ったが自信なかったのであと二日居させてもらった。帝王切開の時ミツドワイフのプッシュに負けて早めに退院して大変だったので学んだのだ。

だが、だんなの友達の奥さんがニユージーランドで乳がん手術したときは、なんと一泊だったらしい。私が「でも、ドレイン(手術後の血をコンテナにキャッチするため胸に針を差し、パイプに繋がれたコンテナをぶら下げる)はどうしたの?私3日まで結構でてたよ」と言うと、なんとぶら下げたまま退院したらしい!何日か後にナースが訪問してくれ、取ったのだとか。ガンでも早く退院させるんだ!驚き

その後は、本当にあっという間に日常生活に戻った。さすがに翌日はだんなに息子の世話をたのみいつもより長く寝たけど。母は手術をしてもすぐに日常に戻らないとね、回って行かない。

あれ、長くなってしまった。ミレーナの話は次回に。あはは。