ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

なんだかハイジの気持ち

この丘に住むようになって、なんだかアルプスの少女ハイジの世界に入り込んだかと思えること多し。

 

ペーターならぬ、おじいさんが牛を連れて行く

先日、丘を朝散歩していると牛を5頭連れてバギー車で移動しているおじいさんを目撃。遠くの方から結構高い声で"Come on! Come on! .....That's the boy. That's the boy."(こっちだ、こっちだ…。よし、いい子だ、その調子!)と言っているのを聞いた。なんだこれ?と思っていると、よっちら、よっちら黒い牛がおじいさんの後をついて移動している!思わず、近くまで行ってしまった。

おじいさんは、「今日はあっちの草を食べさせるのでそこで待ってって」と私に向かって言って牛を誘導。私が物珍し気に見つめていると、4頭目の牛が私をじっと見て立ち止まってしまった。あ、牛は怖がり屋だ。きっと、このアジアの女の人なんで見てるの?動いて大丈夫かな?と思っているに違いない。私はゆっくり向きを変え、少し離れてみた。おじいさんがまた呼んでいるよ。しばらくして振り返ってみると牛は仲間たちに追いついてゆっくり歩いてる。よかった。

しかし、これってハイジでいうならペーターが山羊を先導していたように、今風におじいさんがバギーで牛を誘導。ヨーデルではないが、高い声で歌うように呼んで牛を移動させていた。のどかー。

薪を積む

薪を買うなら9月か10月がお得、とだんなの友人が教えてくれたので、早速注文。次の冬用に4m³を頼んだ。一体どのくらいの量なんだろう。見当がつかない。

銀行振り込みで支払ったら、すぐに「火曜日、朝6:45から7時の間にお届けします」とメールが来た。朝はやー。ま、どうせキィウィのことだから遅れてくるだろうと思っていたが…。なんと、今朝、5分も早く6:40にトラックがやってきて、しかも運転手はでかい声で元気に挨拶をだんなにしているのが聞こえてきた。ぎゃー、ご近所さんまだ寝てると思う。そして、「ドドドドドドドドド」とすごい勢いで薪がトラックから滑り降りてきた。ひゃー、ついに隣の犬が出てきて吠え始めたよー。私は外に出てみると、今日は南島では雪も降っているくらい寒いのに、運転手は半そで半ズボン。かたやだんなは完全防寒、毛糸の帽子までかぶっている。この違い。さすが、キィウィ。そして、さわやかに去っていったが、荷台にうちの木の枝を挟んでバキッと折ってそのまま行ってしまった。あははー。なんだか漫画みたい。

7時に息子を起こし、「さあ、今日は薪を積むぞ!」と3人で約4時間、薪積をした。今までにない経験。山小屋に住んでるのかしら、と思った私だった。

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1)朝6:40にトラックから滑り落ちて散乱している薪。ガムツリーとパインツリーの2種、2)薪を積む場所まで移動するためにバケツに積み込むだんな


初めての薪配達