ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

だんな、救急車で運ぶ

月曜日、祝日だった。

なんかだんなは今回の週末はイマイチの調子。でも、体動しときたいと週末恒例のうちがある丘を走りに出かけた。

でも、1キロ走った段階でめまいがして、歩いて帰ってきた。

少し横になると部屋に行ったが、しばらくして大声で私の名を叫んだ。めったに叫ばないので、何かあると走っていくと…。

「天井が回ってる!気持ち悪い。吐きそう!」と言うのて、慌ててキッチンにかけ戻りアイスクリームの空きコンテナをつかみ、猛ダッシュでだんなの元に。

ゲーゲーすること三回。ひー、これ処理するのか〜、と思った。

だんなは吐いても気持ち悪いのは変わらないらしい。起きてるのつらいから寝ると言うので横になるのを手伝った。

なんとなくこの症状、昔のお隣さんのK さんと似てるかもと思った。症状を知っているかもと思うと、妙に落ち着いて対処出来た。

オンラインで翌日の家庭医の予約をいれた。

だんながまた呼ぶ。「お願いだ、ヘルスラインにかけてくれ。」

ヘルスラインとは、24時間対応のナースに健康相談ができるシステムだ。しかも無料。必要ならば通訳を通してくれる。私も何度も利用したことがある。

まずはオペレーターがスクリーニング。必要な情報と、どんな症状かを詳しく話す。すると、それをナースに渡してくれ、彼らが家に電話をかけアセスメントをする。これで、緊急性と、どのくらいの重篤状況かをみる。

結果は、「6時間以内に医者に診てもらってください」だった。だが、ベッドの上に腰掛けるのも無理な状況で、タクシーに乗るの無理だよねー。吐く客は嫌がられるだろうし。と、一瞬頭の中で考えた。

だんなも同じ考えだったらしく、「多分無理です」と。状況を理解したナースが、「では、ノン・アージェント(緊急ではない)救急車扱いで迎えに来てもらえるように手配しましょうか?」と言ってくれた。もう、即答、「お願いします!」と頼んだ。

が、一向に救急車は来ない。結局、2時間ほど待った。が、30分ごとに救急隊オフィスから電話が入り、「状況が悪化してませんか?もし、少しでも変わったら『救急』に変更するので111にかけてください」と言われた。待っている間も、誰かとつながっていると思うと安心する。ありがたい。

そして、私は病院バッグと、ERで長く待つであろうというのは経験上わかっていたので、食べ物&飲み物を3人分用意した。

家の外で車がバックするピーピーと言う音が聞こえた。あ、外に出て手を振らなきゃ(救急隊はどの家かすぐにわかるように、余裕があれば誰かが外で待ってくれると助かるのだ)。さあ、急げ。

次に続く。