ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

やはり地震とは付き合わないといけないニユージーランド。準備万端に

先週金曜日の朝、2:30近くに目が覚めた。あれ、揺れてる。地震だ。なんか長いなと思って横を見るとだんなも起きてる。「地震だね。えっと、2:30だ」と言った。そういえば、1,2週間前も地震で目が覚めたな。だから、いつもの地震だと思い、案外すぐに眠りに戻れた。が、なんとM7.1だったらしい。ひょ〜。
朝の番組でネイピアの人達は津波警報が出て、真っ暗な中高台に避難したと言っていた。子供も起こされ、わけわからないまま避難。
そして、朝8:28、ケルマディック諸島(ニユージーランドから約1000キロ離れている)付近でなんとM8.1が起こった。大きな津波が来るかもととにかく沿岸に住む人は広い地域で避難勧告がでた。
実は、このM8.1の地震はバタバタとして走っていたので気づかなかった。お昼のニュースをみて知ったのだ。
テレビのテロップで「歩け、走れ、自転車で移動!」「コビツド-19の制限は無視して避難して!」と出ていた。なんかドキドキした。

が、さすがニユージーランド。リポーターが言い間違いをしたようで、スタジオから「まだ月曜日じゃないよ」と指摘すると、「あ、わかってる。私の誕生日が週末にあるからね」と笑うと、キャスターがハッピーバースデーのマオリの歌を歌っていた。え、ありえない、避難勧告の報道中!と思ったが、その後も結構和やかな雰囲気で続いた。例えば、レポーターが「高台に避難して避難勧告が解除されるのを待っています。お天気なのでみな暑そうです。やけますね。しかし、恐れてもしょうがないとピクニック気分で転がってる人も」と言うと、スタジオから「ちょっとカメラを右に移して」とリクエスト。そこには、公園にある木のピクニックテーブルに座っているおじさんが映った。「逃げる時にとっさに弁当を掴んで来てよかったよ、今から食べる」と言うと、キャスターが「そうですね、こんなときに弁当を持って来ているとは、賢いですね」と笑っている。
あー、やっぱりこういうのがいいな。暗くなったってしようがない。少しでも明るい気持ちになれる材料を見つけて落ち着こう、キイウイ、いい感じ。
f:id:choukoureimamanz:20210308184419j:plain
f:id:choukoureimamanz:20210308184452j:plain