息子の学校は制服がある。ジュニア(Y9からY11まで)は、長袖シャツ、半ズボン、寒ければセーター。あとは、レインコートかパッファー・ジャケット(ダウンジャケット)が許されているが、小さなロゴマーク以外は何もついていてはいけない。黒一色であること、だ。なかなか厳しい。しかも、ハイソックスはウールで、学校指定のもの。冬も夏も半ズボン。ひやー。学校を選ぶ際に私服のハイスクールの方にした方がいいよ、と言ったが喘息持ちのくせに「大丈夫」と制服カレッジを選んだ。夏でも南風だと南極からの風なので寒い。キーン、と言うくらい。案の定、ブルブル震えている。さて、息子よ冬はどうなるのかね。
アイロンなんてここでは年に数回、しかも私の服のために持っているくらいで、なかなか使わなかった。が、制服になったので、週に2回はかけることに。あー、面倒くさい。だって、ニュージーランドでは、ちょっとくらいならしわがあってもみな気にせず、着ていることが多い。ま、ビジネスマン・ウーマンもカチッとしたスーツ&ワンピース姿なんてあまりなく、Tシャツにジーンズ、とかカジュアルなスカートと言うのが多いのだ。
ちなみに、だんなはスーツは持っていない。面接の時にシャツとスラックスというだけ。ネクタイもなし。日本では考えられないよね?だから、中等部卒業式の時に、「パパにネクタイしめてもらいな」と息子に言ったが、だんなは「わからない」と言うので、あわててYouTubeで探して、私がしめてあげた。
そう言えば、ドイツではアイロンはMUSTだったな。何せ、靴下、下着、ジーンズさえもアイロンをかける。最初はだんなのお母さんが几帳面でやっているだけ、と思っていたが、ほぼどこの家庭も最低でも洋服&ハンカチにアイロンをかける。子供だってTシャツにしっかりプレス跡があるのを見て、その日から私は息子のTシャツにアイロンをかけたな。
ニュージーランドに戻ってきて、「あー、アイロンがけから解放される~」と喜んだのを覚えている。
でも、考えてみた。なんで、ドイツはなんにでもアイロンなのか?
1.几帳面な国民だから?
2.昔は乾燥機がなかったから?
3.もしかして、冬は日照時間短いから殺菌の意味でかけてる?
どうなのかな?しかも、奥さんが主婦のお家なら、いまだにほぼ、洗濯は週に1回だ!夏の37度くらいあった時に、毎日汗臭いだんなと息子&私の洗濯をしたら、お姑さんに怒られた。えー、ニュージーランドにいたころは、今日2度洗濯機を回したとかママ友と話してたけどー。頻繁にシーツとか換えるのは(週一だけど)いいことだとみんな思ってたけど、ドイツ違うのー????と驚いたな~。
ま、「ところ変われば」、「郷に入っては郷に従え」か。私にはやっぱりニュージーランドがあってるな~。