ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

チムニー掃除屋はなんと若かった。しかも、変に笑いながらしゃべる

だんだん日が短くなってきている。秋を感じる今日この頃。

さて、冬に入る前に準備と言うことで、煙突掃除屋さんを大家さんが予約してくれた。人生初めて煙突掃除を見ることができる、と期待していた。だが、急に友達から付き合ってほしいと連絡が入り、ほんのちょっとしか見学できなかった。あとはよろしく、だんな。

彼らが来て最初の10分くらいしか見れなかったが、こんなことをしていた。

1.暖炉の扉や、空気を入れる小窓がちゃんと閉まっているか確認

2.屋根の上に登って、煙突のT字型の部分を取り外し、数本にばらけている軸をつなげ、先端にブラッシを取り付ける

3.その長ーくなったブラッシでゴシゴシ上下に動かし、暖炉の中にすすを落とす

ここまでを見て、私はだんなのお昼ご飯をさっと用意して、猛ダッシュで友達の家へ。

 

その先は、だんなから聞いた話。

4.すす払いが終わった後、家の中に入ってきて落ちてきたすすを掃除機で吸わせ回収

5.暖炉の扉を閉めて、ハイ終了

 

とても短時間であっけなく終わったらしい。どうやら前の住人はあまり暖炉を使ってなかったようで、あまり汚れてなかったよと言っていた。

そうか、なんかとてつもなく大変な作業と思っていた。大変おバカな話だが、煙突の中に入って掃除するのかと思っていた。よく考えれば入れるわけないよね。サンタクロースでしか煙突って縁がないから、ピンと来てなかった。あはは。

しかし、煙突掃除屋は若いお兄ちゃん二人組だった。多分、20代前半じゃないかな。この仕事して2,3年目と言っていた。しかし、兄ちゃんはえらくフレンドリーだった。ちょっとオーバーなくらい。話す文章と文章をつなげる合間に「あははっ」と入れる。これがずっと続いた。最近のトレンド?それとも、やっと「お客様に好印象を持たれるように」と職業訓練で教えるのだろうか。この彼と同じように笑いをそこかしこに入れる女性の眼鏡のフィッター(出来上がった眼鏡を耳にきちんとのって安定するかなどチェックする人)にあたったことがある。なんとなく無理しているような感じがした。ま、無愛想より、オーバーなフレンドリーな業者の方がいいか。

ところで、なぜだんなが家にいたかと言うと、私がお願いしたからだ。いろんな業者が来るが、外国人の女性が一人でいるのと、男の人(しかも白人、英語ができる)がいると業者の態度が違うことが多い。しかも、私一人だと変に個人的な質問をされたり、なんか怖いと感じることがある。だから、できるだけ業者が入るときはだんなにお願いして家から働いてもらっているのだ。

こんなふうに私が用心しているのは、意外に思えるかしら?安全だと言われているニュージーランドだが、やはり注意しないといけないことは山ほどある。気さくに世間話していても、初対面の業者だと「この人大丈夫かな」と一応目の片隅でチェックしている。そう、世界中どこにいても、自分の身を守るためには用心しないといけないのだ。

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ブラシをまるで刀を振り上げるように持っているお兄さん。軸をつなげてゴシゴシ掃除するのだ