前回の投稿の続き。
さあ、一気にワクチン接種率をあげて、国民にコロナウィルスから守ってくれる、かかっても重症化を防いでくれる防護服(ワクチン)を着せるぞ!とスーパー・サタデーなるものが明日土曜日、10月16日実施される。
全国一斉に行われ、テレビ局が各地方の様子を中継。どの地方の人たちが頑張っているか競わせるのだ。首相のジャシンダも今朝、タラナキ地方に飛んでまだ接種に戸惑いを感じている人たちに「どうやったあなた達を助けれる?どんな情報がほしい?」と話しかけ、少しでもワクチン接種の重要性を理解してもらえるようにするのだ、と朝の番組で話していた。
どうしても、まだマオリの人の接種率が低い。抵抗があるようだ。
さあ、ここでニュージーランドの接種状況をみてみよう!
まずは、接種率から。
出典、以下全て COVID-19: Vaccine data | Ministry of Health NZ より。
13日現在で、接種可能な人口の83%が一回目を、61%の人が2回目を済ませている。
では、人種別ではどうだろう。
じゃじゃーん、素晴らしいアジア人!一回目は98%の人が済ませている!だって、アジアでは公衆衛生、マスク着用、ワクチン接種の重要性の理解がされているからね。ニュージーランドに来て何がびっくりしたかと言うと、みんな手を洗わないこと!おいおい、だ。が、今回のコロナ騒動で皆、地味な手を洗う、マスクをすることが実は大きな意味をもたらすのだということを理解し始めている。もう、私もマスクしたら"Go home!"と言われなくて済むな。
オーガニックショップで"Go home!"と言われたお話。もう、遠い昔。
choukoureimamanz.hatenablog.com
明日は一体どのくらいの人が摂取するのか?ジャシンダは「100,000回を目指そう、みんなで記録更新しましょう!」と言っていた。
場所によっては、地元企業が抽選でプレゼント!をしたり、ソーセージを焼いて気分を盛り上げたり(ニュージーランドではソーセージ・シズルが人気)する予定。
ちなみに、これがソーセージ・シズル。食パンに焼いたソーセージと玉ねぎをのせて食べる。イベント食。日本で例えるなら、夜市にはたこ焼き、焼きスルメが必須と同じくらいの意味を持つ。
2回目の接種完了者の役目は、
- まだ摂取してない人に働きかけること
- 車を持たない人にセンターに連れて行って行くこと
- 注射が怖い人に付き添って、終わったらご褒美にコーヒーをおごるなど
お願いされている。と言うことで、私もこうして記事を書いている。少しでも、役に立ちたい。
さあ、みんなワクチン接種〜!