ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

自主ロックダウンのだんな

本日、12月15日よりオークランドのボーダーがあき、オークランドの人たちが全国に出ていくことができるようになった。もちろん、他の地区からオークランドにも入ることができる。ただし、2回ワクチン接種が完了した人か、出発72時間以内にネガティブであることが証明された人のみ。信号システムはまだ一番厳しい赤のオークランド。

 

RNZの記事によると、7500人がボーダー・オープン初日にオークランドから飛び立ち自由を楽しむため飛行機の予約が入っている。

 

引用元 www.rnz.co.nz

 

Overall the company has almost 21,000 passengers booked across its network for the day.

The top three destinations for Aucklanders are Wellington - which can expect 1800 people, Christchurch, which is getting 1700, and 1200 will land in Queenstown. (上記の記事より抜粋)

 

特に気になったのが、全国的には21,000人のフライトのブッキングが入っているそう。どっと皆が行き来する予定。

 

そのうちの行き先トップ3は、次の通り。

  1. ウエリントン 1,800人
  2. クライストチャーチ 1,700人
  3. クィーンズタウン 1,200人

 

ひゃー、いきなり1,800人もウエリントンに来るのか!観光ったって当然街中に集中するだろう。私もしばらくは地元にとどまったほうがいいな、と思った。

 

13日の夕方、だんなが硬い表情。「なんかあった?」と聞くと、「会社のトップが、『15日からオークランドの従業員がプライベートでウエリントンを訪れた際、ウエリントン・オフィスに立ち寄ることを許可する』って発表したんだ。信じられない。必要ないことじゃないか!」と一気に喋った。

 

「しかも、オークランド・オフィスは閉まったままだよ。オフィスを安全のためにまだ開けないのに、どうしてプライベートで来たオークランダーがうちのオフィスに来るんだ。おかしい!」と言った。

 

たしかに、不必要な訪問だよな。しかも、今週木曜日にチームごとにクリスマスのイベントを予定している。大きなグループは避け、チームごと予算内ならどこへ行って食べても、遊んでもいいイベント。それに、オークランドのチームの人がプライベートで来るから顔を出す、と言っているそうだ。

 

やはり、だんなと同じ考えの人がいて一緒に「このイベントにオークランドの人が参加するなら、残念だが家族を守るため出席はしません」と上司に伝えたそう。そうだよね、わざわざ小さいグループにして、なるべく感染を防ごうとしているのにそこにわざわざ感染者数が100前後を行き来するオークランドの人が顔を出すって、なんとなく「?」って思ってしまう。

 

奥さんが妊娠中だったり、うちのように家族に呼吸器系の病気を持っていたり、絶対に避けれるものは避けたい人もいる。

 

オークランドの人はイベントに顔を出すのは、やめてくれた。

 

が、14日の午後になって、「オークランドのオフィスはまだ開けないが、ウエリントン・オフィスへの出張は許可する」とトップから発表が入った。

 

そんな訳で、だんな、本日より自宅勤務を選択。まずは、オークランドの人が動き出してウエリントンにどのように感染が広がるのか、様子を見ることにしたのだ。息子を守るため、自主的なロックダウン。うちの区内と観光客が来ないところなら行く、と決めた。同僚、上司も自宅勤務を選択したらしい。

 

ありがとう、だんな。息子第一に考えてくれて。