14年前のボクシング・デー(12月26日祝日)。息子も私も頑張っていた。破水から36時間後に緊急帝王切開。生まれる当日の朝の内診では、地元一古参の助産師は「小さい赤ちゃんだわ。多分、2,900gくらい。あら、髪の毛は生えてないわよ。」と自信ありげに言った。
が、何のその。帝王切開で生まれた息子は3,440gの髪の毛フサフサの大きな子だった。あとからわかったけど、微弱陣痛でまた私の産道は息子の頭の大きさと比べると小さかった。だから、普通に強い陣痛でも出てくることは無理だったらしい。
ま、妊娠時から産後まで付き合う、この助産師については色々思うことあるが、今日はお祝いの日。ここでは触れずにいよう。
誕生日の様子
うちは小さい頃のお祝いはピクニックで
息子が2歳までは、ピクニックで誕生日を祝った。一緒に祝う親戚などいないし、12月26日はボクシングデーと言って祝日。友達も皆ホリデーでいない。だから、のんびり外で過ごそうとやっていた。
小さい子の誕生会は結構すごい
ニュージーランドでは小さい子の誕生会は結構大規模で行われる。友達のSさんは娘さんの誕生日はクラス全員(28人)よんでいた。これはすごいなと思うが、大抵の子は10から20人くらいお友達をよんでパーティ。
親戚がいて手伝って貰える人は自宅で、面倒なのが嫌な人はプールやスポーツ会館で誕生会をする。インストラクターがゲームをしてくれたり、プールに大きなワニの浮き輪?(プカプカ浮く巨大ワニ)を出してくれて遊んだり。
家でするときも手品師を雇ったり、バウンシー・キャッスルと呼ばれるでかい風船でできたお城を庭に立ててもらい子供がジャンプして遊ぶなど。
会場でする食事はいくらくらい掛かるのか知らないが、小さな箱にサンドイッチやチキンナゲット、グミキャンディーなどのお菓子が入っていて、テーブルに一人づつおいてある。帰り際には「グディ・バッグ」と言われる小さな袋にパーティー用の小さなおもちゃ(風船、ヨーヨー、シャボン玉液セットなど)とチョコなどのお菓子が入っていて、これも各自もらって帰ってくる。
年少ぐらいまでは親も一緒に付き合うが、トイレが自分で出来る年ぐらいから子供だけ参加のパーティがほとんど。主催者の親は大変だ。
息子も2回だけ誕生会を自宅でやった。クラスから4人のお友達を招待。10歳の友達に「お願いだから一緒にいてくれる?おばちゃんとおじちゃんだけじゃ盛り上がるかわかんないし。」と頼んで参加してもらった。もちろん子供のお目付け役としても活躍してもらった。
ゲームをし、宝探しをして、アンパン早食いではないがお菓子や小さいおもちゃを吊り下げたものを私とだんなが両端で揺らしてそれを子供が片手のみ、ジャンプOKでつかみ取りなどもやった。結構うけた。
一番うけたのは小さな個包装されたチョコレートと小さなおもちゃを大きなコンテナに入れて水を入れて凍らせ、手で氷を溶かして取る遊び。なにせ息子は夏生まれだからこれができる。
あとは宅配ピザ、野菜スティク、フルーツ盛り合わせ、ケーキとジュースなどを用意。好きに取って食べてもらう。
ピザ以外は私が準備するので母は大忙し。無事にお迎えの親に引き渡すまで気を緩められない。これ以上の人数を招待なんて絶対できないわ。
家族だけの誕生日
さて、家族3人での誕生会。以前はクリスマス、翌日の息子の誕生日と2日続けてケーキだった。が、最近は一回好きなデザート、一回ケーキとしている。
今までは、私が焼くかスポンジだけ買ってクリームで飾り付けていた。今年は、ちょっと楽させてもらおうとケーキを買うことに。
3種の小さいケーキを買おうかなと思ったが、なんと息子がホールを買ってほしいとリクエスト。そうか!息子もおしゃれなホールケーキほしいんだ。嬉しい、リクエストしてくれて。息子は繊細で、結構私達のお財布事情もわかっているので、あまりリクエストをすることがない。だから、こうして言われると母は嬉しい。
で、買ったケーキはこれ。
買ったキャンドルはデカかった。コンテナに立ててね、と書いてあったがそれをどうケーキに乗せるのかわからなかったので、お皿で点灯。写っている手は息子。でかいキャンドルが嬉しかったみたい。まだまだかわいいな。
息子、大きくなったね。無事に育ってくれてありがとう!
2年前は、意外なリクエストにびっくりした母。
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