あー、楽しかったヘリのフライト。だんなも息子も雪に降り立ったときに、犬が喜んでいるみたいに雪の上で動いていた。
だが、クライストチャーチで友達と一緒に話していたとき、だんながぽろりと「いやー、こわかったよ。ずっと空いている隣のシートベルトと自分の席のクッションを握っていた。なるべく高いところにいることを意識しなくていいようにもっと高いところに集中して下は見ないようにしてたんだ。だけど、頂上を目の前にしたときに『もうこれ以上意識を集中できるポイントがない!』と焦ったよ。」と話していた。
あ!そうだった、だんなは高いところ苦手だったんだ。だから公園でスパイダーマンみたいに登る遊具も私が担当してたんだった!と言うことを思い出した。ごめん!
だけど、それなら予約するときに「飛びたくない」って言ってくれれば良かったのに。
ホテルに帰ってから、だんなに「ごめん、本当にすっかり忘れていた。もう、息子とあなたに私の大好きなマウント・クックのフライトを経験してもらいたい一心で、天気と風だけを気にしていて頭がいっぱいだった。でも、言ってくれて良かったんだよ。」と言うとだんならしいこたえが返ってきた。
「いや、怖いなとはおもったけど、一人で下で待ちたくないし、何かあったら一緒にいたかったから飛んだ。」と言うではないか。
えーん、ありがとう!もしものときは一緒にいたいと思ってくれたんだよね。怖かったのにそんな素振りも見せずに乗ってくれたんだ!
今日、時間があったのでヘリ・フライトのビデオをだんなと見た。
「ね、あなたは全然不安そうに見えないで、どっしりとした感じで写っているでしょう。わかんなかったわ。」と言うと、「いや、ちゃんと僕の手元を見て。」と言われ、もう一度ビデオを見た。
あ、本当だ!最初は左手で隣の席のシートベルトをギュッと握っている。いよいよ頂上って言うところで右手が画面から消えている!だんなはシートの右側を本当に握っていた!
ごめんなさ~い!!!でも、今では良い経験だと言ってくれているから許してもらえている。こんなワイフでごめんね〜。
14秒のビデオ。最初の3秒で、だんながシートベルトを握りしめている様子が写っている。本人の了承を得てポストしてます。
左手でしっかり隣のシートベルトを握りしめているだんな。かわいい。
有頂天だったのは私と息子。だんなは実は怖かったのだ。ひー、ごめん。
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