ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

こういうことが意外なんだな、とお返事を書いていて発見

前回の記事に頂いたコメントで、「ニュージーランドもいい加減なところがある」と言ったことを書いたら驚かれてしまった。そうか、日本に住んでいる人にはニュージーランドはちゃんとした国って思われている???

 

いやいや、日本に比べるときっと外国はいい加減なことがいーっぱいあるんじゃないかな。そこは、先進国も発展途上国も日本には及ばないと思う。ま、今まで住んだのは、長い順に日本、ニュージーランド、ドイツ、そしてオーストラリアだから、「どこも」とは言い過ぎか?

 

じゃ、どんなところがいい加減なのかいくつかご紹介!

 

1.約束しても守られないこと多し!住み始めてすぐ、地元の人と約束すると本気にしているのは自分だけ、みたいなことが多かった。例えば、「今週末訪ねたいな〜」と言われ、「いいよ」と言って待つが連絡も来なければ、現れもせず。

 

また、「近々お食事しにぜひ行こう!」と言われて「来週土曜なら大丈夫」と返事しても日程が決まらない。

 

が、これは「ライフ・スワップ」をみてから、なーんだ、これってただ言っているだけなんだ〜、と目からうろこ。もうそれ以来、余裕で「いいよ〜。そうだね~。」って返せるようになった。

 

2分40秒頃からダンカンがニュージーランドの社交辞令の"You should come around."は「あなたも来なよ!」ではなく、you should but you won't come aroundの意味で相手が来ないことを前提に言っている、言い換えれば招待したいくらいあなたはいい人に思えるということらしい。これを理解するのに時間かかったな。

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また、約束をして現れたとしても遅れてくる。なんと、彼らはそれを「ファッショナブリー・レイト」と呼ぶ。早く付きすぎると相手に迷惑だし、少し遅れて相手が準備をする時間をあげているんだ、思いやりがあるんだ、みたいな感覚だと思う。が、本当か?と思うくらい時間どおりというのは少ない。また、「あと10分でつくから」などの連絡もなし!

 

2.衝突が嫌いなキィウィ。これは、だんなのほうが感じていること。とにかく、ゆるく、やわらかく会話をしたいキィウィたち。仕事場でも同じく。何か問題があっても指摘したりするのは避けたがる。で、問題がなかなか解決できない。

 

だんなはドイツ人。きっぱり言う方。しかも簡潔な言葉で。で、それはキィウィにとってはかなり直接的でショックなことらしく、だんなもゆるーい感じで指摘することをここ10年くらいで取得。大変だ。まどろっこしいったらありゃしない。

 

3.清潔、丁寧と言う言葉とあまり縁がない

  • お皿を洗ってもすすがない
  • 歯磨き後のすすぎなし
  • 弁当はほぼ毎日同じ内容のサンドイッチ
  • 下(地面も)に落ちたものでも飴とかお菓子なら食べる
  • 靴下の穴が空いてもそれは普通のことで履き続ける。恥ずかしいということはこれっぽっちもない

 

コロナ前は、手を洗って食べると言ったことはほぼほぼなかった

 

4.小包は玄関先にポイ。日本みたいに「不在票」が入ることはめったに無い。前に「受け取りサイン必要」のお手紙・小さな小包が来た際もそのまま郵便受けに入っていた。何回もあり)。その頃はまだ戦っていたので、このことを指摘すると、なんと配達人が勝手にサインをしたのが写真で送られてきた。再送なんてしたくないんだ!

 

これも、コロナのおかげで宅配が増え、誰かに盗まれるというのが続発したので、今は玄関を叩いて教えてくれたり、テキストで「本日配達予定です」が来て「裏のドアのところにおいてほしい」とか、スーパーのカウントダウンやガソリンスタンドで預かってくれるのでその旨指定できるようになった。また、追跡ナンバーをくれて荷物の状況がわかったり。コロナ様々だ。

 

5.これは1990年のこと。未だに信じられない。銀行口座を初めて開き、そこになんとあろうことか母が私の全預金を送金してしまった!あれだけ、「トラベラーズ・チェックである程度持ってきた。送金は不要だが、万が一のために現地口座を知らせるね。」と手紙に書いたのに!6ヶ月の予定で来ていたのに、きっと母は「もう戻っては来ない」と直感していたのか!(それとも帰ってくるな、なのか。聞いたが未だに不明。あはは。)

 

待てど、暮せどキャッシュ・カードは届かない。窓口に行き伝えると、「おかしいわね、送付済みになってるわよ。ま、じゃ、また送るからね。」と明るく返事をもらった。が、来ない。また行く。また発送される。また来ない。この間に誰かが裏にサインし、窓口で偽身分証明書でも使って暗証番号を登録して勝手に使える!(当時は運転免許は紙にタイプで写真なし。目の色が書いてある。70歳まで切り替え不要だった)。焦った私は、もう強い態度で「おかしいので調査してください。私の全財産が入っているんです!」と。

 

銀行のシステムにはちゃんとホーム・ステイ先の住所が登録されていたのだが、どうやら宛名を手書きでしたらしく、この調査中に今までのものが「うちにはこんな人いません」と送り返されてきたらしい。おい、おい。あぶなすぎ。というか、2回もキャッシュ・カードを違う住所に送るってすごい間違い。ありえない。が、ここでは似たようなことが起こる。

 

こういうことって日本ではありえないよね???

 

 

 

 

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