ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

今週はとても忙しいな。夜のお出かけ久しぶり

最近やることが多くてちょっとバタバタ。

 

今週は月曜にKさんの個展のオープニング・ナイトに出席した。14歳になるまでは息子一人で留守番させるのは違法なので、うちのスタジオの展示会オープニング・ナイトでさえ今まで出席したことがなかった。

 

だが、どうしてもKさんのオープニング・ナイトには行きたくて、だんなと息子に相談。だんなが家から仕事をする、夕飯は私が作って出かけるでオッケーが出た。

 

5時のバスをつかまえ出発。もう暗くなっている中のお出かけは久しぶりだ。え、考えてみれば2018年にニュージーランドに帰ってきてから初めてだ!頼める親戚もないし、だんなに早めに帰ってもらうほど出かけたいと思うこともなかったからか。

 

街中に着く。1時間ほど時間があったのでうろうろした。が、なんとデパートは5時半なのにもうしまっていた。がーん。でも、ライトアップされたショーウインドーを見ながら、家路につく人々を見ているとワクワク。カフェやレストランで食事をしている人たちを見ているとなんだかうれしくなる。いいよねー。

 

日本にいたころは遅くまで仕事をし、友人と焼き鳥屋さんに行ったり、多国籍料理のお店に行ったり、食事のあとは映画のポスターと音楽をかけているお気に入りのカフェでほっとお茶をしながらおしゃべり、と夜を楽しんだな。

 

そう、暗い夜に街の明かりがあり、ワイワイと話声が聞こえる。こういうのが好きだった。街の雑踏が好きなのだ。

 

久しぶりの感覚にワクワクは止まらなかった。

 

さて、オープニング・ナイトは6時半からとあるが、これはスピーチがある時間か、それともドア・オープニングか?はじめてニュージーランドの個展初日に行くのでわからない。10分早めに着き、道反対側から中を見ると、「あ、Hさんだ!苦手なんだ彼。かなりとんだアーティストだから怖いんだ。もう少し待とう。」と思ったときに、ちらりと香港人のGさんがグラス片手に画を見ているのが目に入った。「よかった!」と道を渡り、彼に手を振る。が、なんとHさんが戻ってきてドアを開けた!ちょっと固まってしまった。

 

中に入ると、Kさんが来客と楽しそうに話していて、「来たよー!」と言ったらハグして喜んでくれた。47作品用意したらしい。どれも素敵。

 

彼女の画は鉛筆画が主。ちょっと宇宙人的な、不思議な雰囲気の人物の画が多い。そして、何かのマシーンと組み合わさっている。さて、何を表現したいのだろう。よくわからないが、その不思議さが素敵。布にカラー・インクでにじみを組み合わせ、鳥や人の顔を描いたものも素敵だった。

 

どうやらスピーチはしないらしい。皆、画を見て、Kさんやほかの来客と歓談し、ワインを飲んだり、ロリー(飴、チョコレートやグミなどのお菓子)を食べたり、クラッカーとチーズと食べたり。それぞれ、好きなことをし、そして、好きな時間に帰っていった。

 

へー、これが個展のオープニング・ナイトなんだね。

 

もちろん、個展の大きさや、アーティストの好みでいろいろなやり方があるらしい。

 

とても楽しい夜だった。

 

お花を持っているのがKさん。よかったね、無事個展開けて。おめでとう!