パイロットになりたい息子は、なぜか見たこともない「トップ・ガン」のオリジナルのストーリーを細かに言える。
いや、正確に言うと、空母から飛び立つところや、どんな飛行をするかが説明できる。
フライト・シミュレーター好きの人ならわかるかな?DCSというのがあるのだが、もうコンピューターで作られた映像とは思えない、まるで実写映画を見ているようなシミュレーターがあるのだ。それで、またオタクな人がオリジナル版のシーンをシミュレーターで再現してユーチューブにあげている。それを見て覚えてしまっているのだ。
息子よ、オタクすぎだ。
DCSでトップ・ガンのオリジナルのイントロダクションを再現しているのがこれ。実写としか思えない。
そんな彼なので、どうよマーベリックでも観に連れていくか、と先週親子3人で行ってきました!
12時半からスタートの回に行ったので、すいていた。日本と違い公開してすぐの日曜日なのになー。不思議。だが、ほかの回はほぼ満席になっているのをオンラインで確認している。
私たちがたまに行くペントハウス・シネマの劇場内。個人的にはライトハウス・シネマのこじんまり、ソファー席のほうが好き。
シネマのカフェで買ったものなら、コーヒー、ワイン、アイスクリーム、サンドイッチなど劇場内で食べることが許されている。
さて、マーベリックの感想は…。
いやー、トム・クルーズ体鍛えているな~。年取ったけど、なんかまだ若い。そして、大ショックなのは、ヴァル・キルマーがボヨボヨおじさんになっていた~。えー、あんなに細身でかっこよかったのに。
飛行のシーンはやっぱりワクワク、ドキドキ。
「ま、ストーリーよりも飛行よね。」というのが私の感想。かっこよかったな。
ちょっと気になってヴァル・キルマーのことを調べた。なんと彼は咽頭がんになって、手術、化学療法を乗り越え、今に至っていることが分かった。ごめんなさい、ただただ年を取っただけではないのね。
しかも、彼は声が出しにくくなっており、人工咽頭(ボイスボックス)をつけていて、アーカイブから昔の声を利用しAI技術を使い再生している。その声がマーベリックで使用されていた。えー。すごい。
つらいことを乗り越えて、頑張ってきてたんだね、ヴァル。
In December 2017, The Hollywood Reporter revealed that Kilmer had gone through a "two-year battle with throat cancer" and that "a procedure on his trachea has reduced his voice to a rasp and rendered him short of breath". In order to speak, Kilmer plugs an electric voice box in his trachea.[74] Due to the cancer, Kilmer underwent chemotherapy and two tracheotomies.[74][75][76][77]
In 2020, Kilmer reported that he had been cancer free for four years and that he uses a feeding tube to feed himself because he can no longer eat.[78][79]
In 2021, after complex work, Kilmer's voice was able to be re-created through AI technology using archival audio of his voice.[80] This technology was used to produce his voice in Top Gun: Maverick.[81]
出典:ウィキペディア
こうして、ヴァル・キルマーのことを知っただけでも、もう一度観たくなってきた。みなさんもぜひ劇場で観てくださーい。
ちなみに、今週末は図書館で借りてきた昔のトップ・ガンを息子と観る予定。