約一年前に連立政権としてナショナル、ニュージーランド・ファースト、アクトが政権を握った。そして、アクト党が躍起になって「すべての人が平等に」とうたって、「ワイタンギ条約の解釈」を変えマオリに非常に不利になってしまうようよう法律を変えようとしている。
それに抗議するため、9日間かけて全国、北から南から歩いて平和的ヒコイ(抗議の行進)が首都ウエリントンに到着した。現時点の発表では、約43,000人が参加したらしい。

出典元 www.1news.co.nz
抗議の行進に参加しているのは、決してマオリだけではない。例えば、うちの会社のお客さんも「今日ヒコイに行ってきた。こんなときこそ白い顔(白人ってこと)も必要でしょう。サポートしてきたわ」と誇らしげに話してくれた。しかも、お二人とも髪の毛真っ白なおばあちゃん2人組。こんなにたくさんの人が更新する行列に紛れてきたんだ!頑張ったね。
今までいろんなことを訴える行進を見てきたが、今日の抗議行進はとても平和的だったらしい。ほとんどの人が(参加者も見物人も)警察の監視下のもと大きな騒ぎや喧嘩もせず、平和的に国会議事堂まで行進したとのこと。逮捕者は一人。やるじゃん、皆さん。ニュースでも「皆ちゃんと目的を持って(ワクチン反対のデモのときは、訴える理由のわからないグループもいたし、とにかくうっぷん晴らしのグループもいた。彼らのことを戒めているのか)、平和的に行進、そして訴えた」と報道。
もともとワイタンギ条約(マオリとイギリスが結んだ条約)は翻訳の段階で間違っているものがあるらしい。正確に言うと間違えではなく解釈が異なっていた。民族の違いでマオリはこういうシキタリがあり、それを言い表す言葉があるがイギリスではないなど、反対も然りだ。イギリスではある考え方がマオリでは違ったり、言葉がなかったり。だから、解釈を変えて今あるマオリの権利を狭めたり、なくしたりしようとするアクト。その彼らの主張に反対の声をあげているのが今日のヒコイ、というのが私の理解。
今日の交通も影響が大きく、バスも迂回したり、そのルートがよくわかってなくてドライバー同士窓越しに質問してたりで大変だった。片側2車線の道がバスで埋まっていたり、バス会社の人が反対車線を止めて「今こちらに来て、列から抜け出せ。そして、大きく左折しろ!」とか指示出していた。私のバスもこの左折組で、固まっているバス6台に手を振りながら「お先に〜」と通してもらった。お疲れ、運ちゃん。
さあ、この国民の声が届くか。
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