Boroって知ってますか?
2年くらい前かなー。ワークショップのお知らせに"Baro Bag"ってあったので、へー、なんだろうどこか外国の特別なバッグなのかな、と参加した。
そしたら、違った。
綴の間違いで、本当はBoro。ボロ バッグ。ほー、なんだかボレロとかそんなものを思いつく。
が、実は、日本語。そう、ぼろぼろの「ぼろ」。
最近知ったのだが、日本のボロ着の手法(とでも言うのか?)が流行っていて、気づくと色んなところでBoroの文字を目にする。
どういうのかというと、この人のサイトが可愛くてわかりやすいかなと拝借。
刺し子の技術も使いながら、小さな当て布を「おしゃれ」として服やバッグに縫い付けるのだ。ちなみに手芸好きには刺し子も"Sashiko"として流行っている。
そして、昨日。スタジオでたまに合うHさんが私の職場にたまたまやってきた。彼女はGジャンの背にボロをあしらいかわいい出で立ち。
Hさん「もーさ、今日ドキッとしちゃった。国会議事堂に入るときにアラームがなったの。『え、銃器とか持ってないけど』ってびっくりしたらさ、うふふ。ボロを縫ったときの針がそのままついてたの!」
私「えー、すごっ。でも、良かったね。ぐさって刺さんなくて。こわー」
「あ、まだねそのへんにぶら下がってるはずよ」
「えっ」
本当だ。右肩のあたりに「ぶらぶら〜」って白い糸に通した針がついてぶら下がってる。
さすが、キィウィ。やることがすごすぎる。
日本ではボロが海外で話題になっているの知ってるかな〜、と調べたら出てきた。ふーん、このぼろぼろの着物?丹前?を見て「この手法を使いたい!」と最初に思った人はどんな感覚の人だろう。