日本を離れて初めて祝ったクリスマスは、ニュージーランドでだった。南半球のここでは、クリスマスは夏！なので、あまりクリスマスという実感がわかなかった。
クリスマスツリーは、本物の松の木を飾る家庭が多い。もちろん、日本みたいに人工のツリーを飾る人もいる。
しかし、ニュージーランドのクリスマスツリーで有名なのはこれ。ポフツカワ・ツリーだ。
これに飾りをつけるわけではない。ちょうどクリスマスの時期にたくさんの赤い花を木全体に咲かせ、緑と赤、まさにクリスマスカラーになる。かなり大きく育つ。写真の男性の頭を基準に見るとわかるかな。
初めての年は、友達のホームステイ先のパーティに参加させてもらった。本物の松の木にデコレーションをし、おっきなハムをメインにサラダなど、へえー、映画で外国のクリスマスというとターキーと思っていたが、ここでは骨付きハムで祝うところが多い。
食後にあまーいフルーツケーキのクリスマスプディング。カスタードソースをかけて更ににあまく。
そうそう、テーブルについたときに、クリスマスクラッカーという、紙の筒を両端でしぼったものを持ち、手を交差し、両隣のクラッカーの端を引っ張る。パン、と音がなって、中からクスだまみたいに色紙がこぼれ落ち、小さなおもちゃ（指輪とか）とおみくじみたいな感じで小さな紙が入ってる。そこにはジョークが書いてある。ほー、これがここのクリスマスの祝い方なんだなー。そして、大抵は、小さく折りたたんだ紙のかんむりが入っていて、それをかぶって食事をする。
さて、今年の我が家はどんなクリスマスかな。
