ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

だんな、いってらっしゃーい!

今日は、朝7時20分に家を出て、空港まで行ってきた。今日から、約1ヶ月間だんなはドイツに行く。2018年にニュージーランドに戻ってきてから、6年半ぶりのドイツ。お一人旅。

 

こんなに離れるのは久しぶりだ。確か、息子が6歳の頃に私と息子が日本に帰省したとき以来か。

 

日頃の行いがいいだんな。昨日までの雨がやみ、本日快晴。ウエリントンなのに珍しく風も吹いていない。

 

朝、空港行きのバスに乗り込むと、ドライバーが昔のご近所さんだった。「あれ、Nさん!」、「お、ひさしぶり!」とテンションが盛り上がった。

 

バスが空港に到着すると、ちょっと運転手席に行ってお喋りをした。私は知らなかったが、Nさんの祖先(おじいさん)がドイツ人だった。だんなはそれを知っていて、ドイツの話を楽しそうにしだした。私は、気になっていたNさんのわんちゃんの話をして、「じゃ、楽しんでおいで」と分かれた。

 

さあ、すでにオンライン・チェックインをしていただんなは、自分でボーディグパス発行と荷物につけるタグを印刷する作業。ちょいと戸惑っていたら、「お手伝いしましょうか?」と優しい声が。

 

「あ~~~!」と私は大声を上げてしまった。

 

なんと、息子が幼稚園のときから知っている、地元ママが地上係員でいるではないか。「ひゃー、久しぶり。全然会わなかったよね〜」、「街なかに引っ越したんだ〜」とはしゃいで話をするおばさんお二人。だんなも顔は知っていたので、「いや~、こんなところで会うとは!」と三人でまたもや盛り上がった。

 

さすが、ニュージーランド。世間は狭い。たまたま乗り込んだバス、たまたま戸惑っていた空港での手続き。知り合いに出会うとは。

 

すべての作業を終えただんなと空港内のカフェへ。このカフェは裏の方に目立たない席があり、そこはパイロットとCAさんのたまり場になっている。何回か溜まっているのをみて、理解した私。なにせ将来の息子もこんな感じかな、と想像しながら彼らをみたい私は今日もここを選んだ。案の定、次々に入れ替わるけど、絶対一人はそこにいて次のひとが来るのを待つ。このたまり場を一般人に取られぬよう死守しているのが伺えて、ちょっとかわいい。機上では笑顔でサービスする代わり、搭乗前はのんびりしたいよね。わかる。

 

カフェで食べた朝食はこちら。グリークヨーグルトとグラノーラ。ココナッツ、カボチャの種、チアシードもたっぷり入っていて、いかにも健康になれそう。カプチーノはシナモンで。

空港では、数分おきに離着陸する飛行機で忙しい。

 

さあ、シンガポール・チャンギ空港経由、ドイツ・ミュンヘン空港へ。長い旅が始まったぞ。いってらっしゃーい!

夜の外出はなるべく控える、これはとても大事

 

コロナがだいぶん落ち着いて、ワーキング・ホリデーで来る日本人の人も増えてきた。外国だと「この人変、この場所なんか変」って言う感がなかなかわからないと思う。ある程度長く住んでみないとわからない。だから、感覚がつかめるまで、いやつかめても身の安全をしっかり考えて行動してほしい。

 

(6月10日追加)

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犠牲になられた男性の御冥福をお祈りします。

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そばにいない私はどうするのがいいのか

今年に入ってから91歳の母が、いよいよ認知症らしい周辺症状が出始めたようだ。ちょっと怒りっぽくなったり、トイレが間に合わなかったことがあったり。兄弟が地元にいるので、彼らから兄弟一斉メールで時折母の様子を知る。

 

まずは去年、中核症状が顕著になってきた。

 

母「XX(古い住所)の家はどうしてるんだっけ?」

兄「あれ?あれはもう売って更地になって今はマンションが建つ予定だよ。」

「そうなの?」

「引っ越したの忘れちゃった?」

「今は新しい家にすんでいる。」

 

兄弟たちも「あれ、いよいよか」と思ったそうだ。

 

 

コロナに一回かかっているが、それ以来「息苦しい」と時折訴えるようになった。コロナの後遺症の診療所、家庭医、大きな病院で診て貰うも、異常なし。なんとなく兄弟から聞く様子からして「パニック障害なんじゃ」と思ったので、彼らに「そのことも念頭において先生に聞いてみて」とお願いしていた。抗不安薬も少量だが出してもらっていたよう。

 

が、一向に改善せず、パルスオキシメーターで測っても微妙な値らしく、兄たちも困っていた。

 

そして、ついに精神科の病院でもの忘れ健康相談をやっているところを紹介され、今回行ってきた話をメールで貰った(と言うか、まだ認知症の専門家に診てもらってなかったんだと驚いた)。

 

以前大きな病院でとったMRIの画像をみて、若い医師は「海馬が少しだが萎縮している」と指摘。大きな病院では何も指摘されなかったのに、と言うと「自分は認知症の専門家なので」と言ったそうだ。

 

私が息子がパニックを起こしそうなときに、「あ、息苦しいんだね。じゃ、座ろうか。お白湯でも飲んで、ゆっくり呼吸しようか」と促していた経験を話していたので、兄たちも試しているらしい。その話をすると、先生は「いい感じでやっていると思います。その時に、背中をさすって、『大丈夫だよ。そばにいるから大丈夫だよ』としてあげると、より落ち着くと思いますよ」と実践的なアドバイスをくれた。

 

先生によると、パニック障害ではなく、認知症の患者さんに多く出る「不安」感だそう。夜中だけでなく、昼間でもふとした瞬間に「あ、自分は一人だ」と気づき、「あ、不安だな。あ、なんかドキドキしてきた。息苦しい。あ、死んじゃうんじゃ」とどんどん不安を大きくしていくらしい。だから、大丈夫だよ、と声かけながら、非常に少量の不安を和らげるお薬を「お医者さんからもらった薬だよ。これで息苦しさが良くなるよ」特に「医者がくれた薬」を強調して摂るのが効くらしい。そして、しばらくこのようにやってみて、薬を摂ると落ち着くようなら、またしばらく様子を見てこんなふうにするらしい。

 

お薬をある時期から、ミンティア(お菓子)に置き換えてみる。

 

本人は、「医者からもらった薬。効く薬」と信じているので、意外にも多くの患者がミンティアでやり過ごせるようになるそうだ。驚き。これはもちろん医師の指示が出てからだ。

 

地元にいる兄弟には感謝している。病院に付き添い、ケアマネジャーと連絡を取り、日々のお世話。

 

私には直接できることが少ない。

 

先日、「北海道の海鮮7品」の冷凍を送ったがまだ食べていないそう。解凍してお刺身で食べたり、調理済みで温めるだけで食べられるものを選んだが、「夕飯は買ってくる」お弁当らしく、なかなか食べる機会がないよう。あ〜。

 

そこで昨日から始めた。私が都合のつく時間帯に積極的にスカイプで話しかける。

 

私がスカイプ交信をオンにすると、母の家の食卓においてあるタブレットが自動で受信オンになり、家の様子が見れる。マイクもオンになっているので、「お母さん!」と話しかけると、母がのそのそとテーブルまで来てくれる。そして、世間話。ほとんど私が話しかけたり質問したり、母がたまに返事をする。「忘れた。わからない」が結構出てくる。

 

後期高齢者のイラスト(女性)

 

実は、母は私のことはあまり好きではない。だけど、年を取って今認知症が出て、そのへんのことはうやむやになったらしい。話しかけても嫌ではなさそう。

 

ということで、私が空いている時間、家事をしながら声がけをすることにした。

 

久々に見る母はずいぶんと動きが緩慢になり、おしゃべりの反応もゆっくりだった。これからはたくさん言葉のシャワーを送ろう。あ、疲れるかもね。そこは、様子を見ながら、ゆっくりと関係を作っていこうと思う。

 

 

認知症の症状。まずは中核症状が出て、周辺症状へと広がる。

 

 

 

出典元 認知症の周辺症状を知ろう

フィジーで起こっていること、報道されていない?

ニュージーランドにいると、関係が深い太平洋地域で起きているニュースが取り上げられることが多い。

 

先週よりニューカレドニアでの暴動のこと、フィジーでHIVが急激に広まっていることを報道していて、私はかなり驚いている。

 

が、もっと驚いたのは、ニューカレドニアの暴動は日本でも報道はされているようだけど、フィジーで起こっていることが日本語で見つからない(ということは、報道もされていない?)のだ。

 

なので、ご参考までにどんなふうに報道されているか、ここでまとめてみます。

 

メタンフェタミン(メス)でエイズになる人口が急激に増えている

 
以下は、ニュージーランドのチャンネル1のニュースから抜粋したもの。
 
出典元 
 
 
 
 
簡単に説明すると、
 
  • 自分たちだけでは対応しきれないと、フィジーは国連に支援を要請
  • 昨年、フィジーでは82人のHIV/AIDS患者が死亡し、415人の新規患者が発生
  • 新規感染者数が毎年倍増、アジア太平洋地域ではフィリピンに次いで2番目に高い増加率
  • フィジーはメスのせいで 「ゾンビの国 」になりかねない
  • 子供から大人まで感染拡大している。10歳、12歳の子供も検査を受けにクリニックにやってきている
  • 増加を加速しているのは「ブルートゥージング、あるいは地元ユーザー界隈で知られているブラスティング」

ブルートゥージングとは?

ある人がホストとなり、自分にメスを注射する。ハイになると、同じ注射針を使ってその人の血を抜き、別の人が自らの静脈に注射する。グループでこれを何度も繰り返す。メスの量が限られているときや、買うお金がない者がこの手法をやっている

怖いのは、彼らが注射しているのはHIVだけでなく、他の病気、肝炎や他のあらゆる病気をどんどん拡大させていくこと。
 
これが太平洋全域で感染症が流行すれば大変なことは想像できる。
 
女の子たちもメスを買うお金がないと、売春をしたりと深刻な問題になっている。
 
なんと、ハイになったパートナーからDVを受け、稼いでこいと売春させられたりする女性も出ている。
 
ハイになっているから思考も狂って、エイズにかかるかもしれないのに危ないブルートゥージングもやってるのが怖い。
 
フィジーも暖かくて素敵な国のように思っている日本の方もいらっしゃると思うので、行く予定のある方は気を付けて。くれぐれも、ハイになっている人たちにはご注意を。
 
 
 
ちなみに、日本ではメタンフェタミンは、「シャブエス (S)、スピード (speed) など」の俗称で呼ばれる。英語では「アイス(ice)、メス(meth)、クリスタル・メス(crystal meth)など」の俗称がある。

最近の私

ちょっと時間ができたので、久しぶりにスタジオに行ってきた。3,4月のお仕事で息切れしていたので、2ヶ月ぶりだ〜。

 

何をしたいかな?と考え、ずーっと保留にしていた素敵な生地を家から引っ張り出してブラウスを縫うことに。

 

フリーサイズの型紙をダウンロードして見たが、えらくでかい。型紙なんて自分で作ったことないけど、「えぃ、全体を3cm位縮めちゃえ」といつものクセが出た。料理も一緒。ウ~ン、この過程めんどいな、少し簡単にしちゃえ、とやって成功のときもあるけど、失敗もある。この性格はリスキーだな。守破離を実践せねば行けないよね〜。あはは。

 

私の様子を見に来た先生も「あら、サイズを直すなんて慣れているのね」と言うが、引きつりながら「あ、ハイ」って返事。しかも、体にあててみるともう少し後ろを長くしたいな〜、とこれまた勝手に延ばすし。型紙がなんかいびつになったような。

 

縫うのは自宅で。だって、後ろで先生がウロウロしてると緊張して、何だがまっすぐ縫えない。しかも、縫いながら、余った糸をポンポン床に落とすし、「あー、ほどかなきゃ〜」とか独り言が多い私。迷惑をかけるのも気が引けるしね。とにかく、テキトーに自由に縫いたい。

 

なんとかできました~。じゃーん。

 

 

全体にお花があしらってあって、そこに目が行くので形があまり気にならない。しかも、袖にゴムを入れたので、ちょいと縫い方がガタついているのも全く目立たない。ふふふ。

 

でも、さすがフリーサイズ。なんか横が広い。リボンつけて絞るか?ウ~ン、でも甘甘な雰囲気になる。おばさんには「甘い」は似合わない。ま、とりあえず、何回か洗っているうちに、よたれて(こんな言葉あった?)体に沿うようになるんじゃ。

 

どんどん自分に甘くなる私。楽な方へ流れたい。そんな考えが表れたこの服。これが最近の私。

 

 

 

 

 

パスポートの姓、別名併記。私の場合

週末ノマド・ダイスケさんのユーチューブを観ていたら、今回は国際結婚した人の姓の問題だった。そうだな〜、実際やってみないとピンとこないよね。どうやらアメリカ在の人は大変みたいだけど、ニュージーランドでは意外とスムーズにできてるかな、と思い投稿してみます。

 

まず、私は夫婦別姓を選択。だって、日本の年金、生命保険、がん保険、銀行口座など全部を変更となると必要な書類と手続きがとんでもなく大変そうだと思った。

 

また、日本の姓を持っておくと、万が一、離婚になっても姓をもとに戻す手続きは不要だよな、というのもある。私はいろんなことを考えてしまう質なので、ここも考えた。

 

ということで、私が結婚した際にしたことは、

 

  1. ニュージーランドでの婚姻届け。
  2. 日本への婚姻届け。プラス、戸籍を私が筆頭者として作り、外国人のだんなは「私の戸籍」の身分事項に「ドイツ国籍の〇〇と結婚した」と記載されている。もちろん、だんなは戸籍には入いることはできない。「夫」の表記ではない。
  3. (1)の届け出により、婚姻証明書を取り、ニュージーランドの運転免許証の姓をだんなのものに変更。こうすることによって国内での証明(何かと便利)証をゲット。
  4. (3)の運転免許証を持ってニュージーランドのクレジットカードを作る。私の場合、だんなの家族カードを作った。
  5. NZの税務署の登録と銀行は、日本の姓のまま。何も手続きは必要ない。
  6. 飛行機の予約は、すべて日本姓で統一。マイレージカードも同様。

 

なぜニュージーランドの運転免許証とクレカをだんなの姓で持っているかというと、便利だから。特に、子どもの学校の手続きや公共料金の手続きなど、これでサクサクとできる。また、だんなの姓にしていることで、「明らかに外国人」とわからないので損をする可能性を低くすることができる。変な話、履歴書なども姓も名も外国人だと封を開けてもらえない可能性がでてくる。→ビザの問題があるんじゃ、英語下手なんじゃなどの心配をされるため。

 

それに、パスポートには括弧書きでだんなの姓が書いてあるので、「私は日本では日本姓を名乗り、現地ではだんなの姓を名乗ってます」と堂々と言うことができている。

 

さて、別名にしているおかげで、日本でも便利なこともある。

 

日本のホテルに泊まる際、以前は家族全員だんなの姓で予約を取っていた。が、そうすると、ホテルで「外国人フロアー」をあてがわれることに気づいた。

 

あるとき、めちゃくちゃうるさい外国人と同じフロアーになった。どうやら親族一同で泊まっているらしく、3部屋ドアを開けっ放しにして、ウロウロ行き交っているのだ。まるで外の公道を行き来するかのごとく。しかも、夜中も大声で廊下で歓談、子どもたちは走り回っている。その夜はうるさくてなかなか寝れなかった。朝起きても同じだった。とにかく声がでかい。10時になっても同じなので「連泊するんだな。今夜もこれじゃたまらない」とフロントに電話。文句を言ってもわかってもらえないだろうから、「とにかく今誰か来て、どんな状況か実際に見てください」と要請。

 

フロントの人もびっくりの、廊下が普通の道端のごとく10人くらいの人が廊下で楽しんでいるのを見て「すみません!」の謝罪が。「これ、夜もおんなじ音量で、しかも子供も遅くまで起きてました」というと、別の階に移してくれた。

 

そこで気づいた。あれ、あのフロアーで出会ったのはすべて外国人だったな。あれ、今度のフロアーは日本人のカップルや老夫婦やらとても静かだ。あ、もしかして、外国人はああいう問題を起こすから、「外国人フロアー」になってるんじゃ。

 

きっと私の予想はあたっている。

 

だから、予約の際は、日本の姓ですることにした。あれ以来、成田の空港となりのホテル以外でこういった経験はしていない。

 

日本に来る外国人旅行者よ、どうかもう少しお行儀よく、しかも、日本の建物や住民のことをもっと尊重してください。景色がいいからということで、畑に入り込んで写真撮ったり、ローカルバスを住民が乗れないくらい大きな荷物を持って占領するのはなんだか残念です。

 

 

「静かにしてください」のマーク

一体どんな味なんだ?

ちょっと前だけど、イースターの頃にアイス屋さんに行く機会があった。最初は、「お、ここでも黒ごまアイスがある」と喜んで頼んだが、日本のアイスみたいに「ごまです」って感じではなかった。がっかり。

 

また別のお店に立ち寄ったときに、こんなものがあった。

 

お〜、イースターが近いから「ホットクロスバン」のアイスがあった。本当は、ドライフルーツがたっぷりはいったパンなんだけど、それ風にしたアイスなんだな。味は想像できそう。シナモンとかが効いたものだろう。

 

と、他の味をチェックしていたらこれ!

 

 

ソイソース!え、「醤油味アイス!」どんなんじゃ!

 

え〜、珍しいものは好きだけど、何、醤油。ウ~ン、なんかどうかな。ウ~ン、想像するにみたらし団子みたいな味?いや、ウ~ン、でも、アイスでは食べたくないな。どうせなら団子のほうがいい。

 

と、さんざん悩んだ結果、他のものにした。

 

ウ~ン、醤油。気にはなるけど、7ドル50セント(ちょこママ感覚で750円)だから冒険はしたくないな。

 

ウエリントンの方で食べたことある人いませんか?気になる。