煮込み料理にレンコンを入れたらドイツ人だんなは気に入ってくれた。では、ちらし寿司に酢レンコンを散らしてみた。これも気に入ってくれた。

だんな「これ何?」レンコンの穴を見ながら名前を聞いてきた。
ちょこ「れんこん。ルート・ベジタブル(根菜)のひとつ。私この食感が好きなんだよねー」
しばらく「考えています」モードのだんな。
「ね、もしかして『コン』ってルート(根)っていうこと?」
「え、すごい。なんでわかるの?」
「だいこん。あれも『コン』じゃん。だから、コンってそういうこと?って思った」
「うぉー。すごいね。ちゃんと日本語の単語のしくみをわかってきてる!」
私はかなり感動した。だって、書いて説明したわけではなく音だけで「れんこん」と伝えただけだったから。
だんな、だんだん日本語の脳ができているか?とうれしかった。
それから一週間ほど時間がたった。
私は気づいた。あ、英語と違ってドイツ語も結構日本語と似ているんだった。
ドイツってものを表す単語があるけど関連したものだと新しい言葉(名詞)を作るのではなく単純にくっつける。
例えば、看護師でみてみよう。
| 英語 | Nurse(看護師) |
|
ドイツ語 |
Krankenschwester(女性) |
| 構成 | Kranken(医療の)+ Schwester (シスター) |
ちなみに男性は
| 英語 | Nurse(看護師) |
|
ドイツ語 |
Krankenpfleger(男性) |
| 構成 | Kranken(医療の)+ Pfleger (世話をする人/男性) |
もうひとつ、「クランケン」が医療のがわかつたなら、「病院」はと言うと「クランケンハウスKrankenhaus」。
だから、何かと何かを足して一つの名詞を作るのに実は慣れていただんな。だから、「大きな根」「れん(意味は彼はわかっていなかったが)と根」と共通する音「こん」がルート(根)と想像ができたんだ!おー。感動する私。
これなら日本語の名詞の構成を理解したドイツ人なら漢字を学べば「見たらなんとなく意味が想像できる」となる確率は高いな。
私もドイツにいたころ、町の看板でえらく長い名前の会社を見つけてびっくりした。写真を撮ったはずだけど今は見つけられなかった。
そこで、ウィキペディアで探すと恐ろしやドイツ。すごい会社名を見つけてしまった。アルファベット79文字からなる。しかも、12の単語から構成されているのだ!もう、驚きを超して驚愕。


出典
Donaudampfschiffahrtselektrizitätenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaft - Wikipedia
息子に「これどこで切って息継ぎするの?」と聞くと「一単語だから息継ぎはなし!」と言うじゃないか。えー。彼はなんなく一瞬で音読してくれた。おみごと。
いやー、ドイツの人大変だね。新しい単語を作らなくていい代わりに何でもくっつけて表現。うーん。どっちが楽なのか?


























