ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

パスポートの姓、別名併記。私の場合

週末ノマド・ダイスケさんのユーチューブを観ていたら、今回は国際結婚した人の姓の問題だった。そうだな〜、実際やってみないとピンとこないよね。どうやらアメリカ在の人は大変みたいだけど、ニュージーランドでは意外とスムーズにできてるかな、と思い投稿してみます。

 

まず、私は夫婦別姓を選択。だって、日本の年金、生命保険、がん保険、銀行口座など全部を変更となると必要な書類と手続きがとんでもなく大変そうだと思った。

 

また、日本の姓を持っておくと、万が一、離婚になっても姓をもとに戻す手続きは不要だよな、というのもある。私はいろんなことを考えてしまう質なので、ここも考えた。

 

ということで、私が結婚した際にしたことは、

 

  1. ニュージーランドでの婚姻届け。
  2. 日本への婚姻届け。プラス、戸籍を私が筆頭者として作り、外国人のだんなは「私の戸籍」の身分事項に「ドイツ国籍の〇〇と結婚した」と記載されている。もちろん、だんなは戸籍には入いることはできない。「夫」の表記ではない。
  3. (1)の届け出により、婚姻証明書を取り、ニュージーランドの運転免許証の姓をだんなのものに変更。こうすることによって国内での証明(何かと便利)証をゲット。
  4. (3)の運転免許証を持ってニュージーランドのクレジットカードを作る。私の場合、だんなの家族カードを作った。
  5. NZの税務署の登録と銀行は、日本の姓のまま。何も手続きは必要ない。
  6. 飛行機の予約は、すべて日本姓で統一。マイレージカードも同様。

 

なぜニュージーランドの運転免許証とクレカをだんなの姓で持っているかというと、便利だから。特に、子どもの学校の手続きや公共料金の手続きなど、これでサクサクとできる。また、だんなの姓にしていることで、「明らかに外国人」とわからないので損をする可能性を低くすることができる。変な話、履歴書なども姓も名も外国人だと封を開けてもらえない可能性がでてくる。→ビザの問題があるんじゃ、英語下手なんじゃなどの心配をされるため。

 

それに、パスポートには括弧書きでだんなの姓が書いてあるので、「私は日本では日本姓を名乗り、現地ではだんなの姓を名乗ってます」と堂々と言うことができている。

 

さて、別名にしているおかげで、日本でも便利なこともある。

 

日本のホテルに泊まる際、以前は家族全員だんなの姓で予約を取っていた。が、そうすると、ホテルで「外国人フロアー」をあてがわれることに気づいた。

 

あるとき、めちゃくちゃうるさい外国人と同じフロアーになった。どうやら親族一同で泊まっているらしく、3部屋ドアを開けっ放しにして、ウロウロ行き交っているのだ。まるで外の公道を行き来するかのごとく。しかも、夜中も大声で廊下で歓談、子どもたちは走り回っている。その夜はうるさくてなかなか寝れなかった。朝起きても同じだった。とにかく声がでかい。10時になっても同じなので「連泊するんだな。今夜もこれじゃたまらない」とフロントに電話。文句を言ってもわかってもらえないだろうから、「とにかく今誰か来て、どんな状況か実際に見てください」と要請。

 

フロントの人もびっくりの、廊下が普通の道端のごとく10人くらいの人が廊下で楽しんでいるのを見て「すみません!」の謝罪が。「これ、夜もおんなじ音量で、しかも子供も遅くまで起きてました」というと、別の階に移してくれた。

 

そこで気づいた。あれ、あのフロアーで出会ったのはすべて外国人だったな。あれ、今度のフロアーは日本人のカップルや老夫婦やらとても静かだ。あ、もしかして、外国人はああいう問題を起こすから、「外国人フロアー」になってるんじゃ。

 

きっと私の予想はあたっている。

 

だから、予約の際は、日本の姓ですることにした。あれ以来、成田の空港となりのホテル以外でこういった経験はしていない。

 

日本に来る外国人旅行者よ、どうかもう少しお行儀よく、しかも、日本の建物や住民のことをもっと尊重してください。景色がいいからということで、畑に入り込んで写真撮ったり、ローカルバスを住民が乗れないくらい大きな荷物を持って占領するのはなんだか残念です。

 

 

「静かにしてください」のマーク