バスに乗っていてみつけた。 なんのサインかと思ったら… 妊婦さんが もうすぐ出産だ、と言うときに 病院に行く時の案内標識！なるほど、横にあるのは病院用バッグか！
海外の出産時の入院期間は短い、とよく聞いていた。ニュージーランドは普通分娩だと一泊、帝王切開では5泊（私が出産したときの話です）。帝王切開だったけど、もう3日目から「家のほうが落ち着くよ」とやんわりだが、なんども帰るように説得された。
帰ったところで助けてくれる家族もないし、他の都市から引っ越してそう長くないから、できた友達も皆妊婦か最近生まれた赤ちゃんのママがほとんど。とにかく、食事の後片付けなど心配しなくて済むならぎりぎりまでいたい！と思ってた。
だけど、しつこい説得に負けてあと一日居れたのに、夕方退院。退院したら現実が待っていた。
痛み止めもらうのに当番薬局に行って長い待ち時間、疲労困憊でミルクの出が悪かったので、ミルク缶を買って、作り方読むけど頭に入らない！お腹が減ってるから余計に息子はちょこちょこ目が覚める。ね、眠れない。
あー、大変だった出産後。でも、神様はそういうときに必ず助けてくれる。
まだ数ヶ月の月齢の子供、しかも初めての出産、という人がほとんどだったのに、ママ友が毎日、入れ替わり立ち代り訪ねてくれて、助けてくれた。
後でわかった。退院して2日ぐらいして、妊娠6ヶ月位まで働いていたときのボスの奥さんが訪ねてくれて、私の疲労困憊ぶりに驚いて、ママ友に一斉連絡してくれたのだ。
あのときのみんなの優しさ、一生忘れない。感謝してもしきれない。
