ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

海外で出産するなら最初の4週間、産後生活どんな感じなのかを最近産んだ人から詳しく聞くべし。

21日のブログを書いていて思い出した。出産一ヶ月前まで働いてて、私って高齢出産するわりには体力あるかも、と思っていた。だが、退院したあとのやりくりをもっとしっかり準備しておけばよかった。
これを読んでくれてる方で、これから出産の可能性がある方は頭の片隅にでもおいていただけると嬉しい。特に海外組。病院は日本のように至れり尽くせりではない!

もし、甘えられる人がいるなら、自分たちだけでやろうとせず、助けてもらえるようお願いしておこう。

夫婦だけでなく、誰かが関わってくれるだけで心が軽くなる。最初の子のときは、どこの旦那さんも何をしたらいいか、わからないので本当にママの肩に全てのことがのしかかる。おっぱい、おむつ、寝かしつけ。ママだって初めてだから、いきなり何でも試行錯誤。これにミルクの出が悪いと疲れに拍車がかかる。

助産婦さんの言葉を真に受けない。

私を妊娠時から出産まで担当したミッドワイフは長い経験を誇っていた。本当はお願いしたかった人がいたのだけど、たまたまスケジュール的に無理だとのこと。なので、このベテランさんに決めた。高齢出産だから何があっても動じない人が良かった。が、彼女は度を越した自然派。ミルクなんてとんでもない、母乳一筋。破水から36時間後に緊急帝王切開。いつ手術になってもいいように食事は禁止。前夜の六時の夕食後から何も食べずに、午後三時半に無事息子誕生。お腹切ってるので、翌日朝まで絶食。まる一日半食べてない。
なのに、絶対母乳の彼女はミルクを許してくれなかった。生まれて二日目に彼女がホリデーでいなくなったすきに、病院に訴えた。お願い、ミルクをください!
この体力落ちてるときにミルクを禁止されたのが、私の体力をガタ落ちさせたと思う。一日半、お腹からつぽだし。だせるか、母乳!

ママの体力が回復するのが一番!担当助産婦が言うことに納得ができなければ、他の人にかえる勇気を!

退院後も、彼女はミルクに反対し、30ミリしかあげちゃだめと制限。しかも、片乳15分吸わせたあとにしかミルクはやるな!とスパルタ。一日なんども空乳を吸わせた。馬鹿だった、鵜呑みにして、頑張れば出るものだと信じた。結果は最悪。ママボロボロ。息子、ずーっとお腹スキスキ。
私は産後五週目でだめだ、とようやく決心。彼女のケアから離れた。あと一週間でケアの期間満了だったけど、もう彼女からの助言は私のためにならないと思ったから。
自分の身は、そして赤ちゃんの身はママにかかっている。ママが健康でないと家庭はボロボロだ。
(破水後に風呂につかれ、と彼女に言われやったがドイツでその話をナースに話したら、赤ちゃんよく無事だったね、とびっくりされた。)

高齢ママは体力回復に時間がかかる!体や心の状態が変だと感じだしたら、迷わずSOS を!

若いママの体力回復、寝不足もどうにかオッケー、は本当に羨ましいとしか言いようがない。しかし、高齢ママは長い人生経験から若いママより自分の状況をちゃんと把握できるのでは、と思う。
まず、体力回復が思わしくない、と思ったら早めに病院や助けてくれる組織に相談を!
そして、もし誰かが助け舟を出してくれたら遠慮はやめよう。(私もこのときから素直に自分は困っていると言えるようになったし、助けももらってもいいのだと学んだ。)
私は、出産一週間後くらいから一ヶ月ほど、体力温存のため(エネルギーなかったし)ずっと家で過ごした。
おむつ交換⇒ミルク(15分空乳、プラス、作ったミルク)⇒寝かしつけ⇒哺乳瓶洗と消毒⇒少し横になる
をただひたすら繰り返した
途中からママ友が日替わりで訪ねてくれ、私の様子をチェック、ちょっとしたおかずを分けてくれた。彼女たちだって自分のことで精一杯なのに、心配して来てくれた。本当に本当にありがとう!ほんの10分でも誰かが私たち家族の状態を知ってくれてる、と思うだけで力が出た。
だが、一ヶ月あたりから立って息子のベッドに行くのが精一杯と言う体力ガタ落ち状態に。庭にも出てみたいが、もう辛くてそれも無理。ずっとパジャマだし。これって異常だ。もしかして、産後鬱?
ミッドワイフに相談してもスパルタは継続、血液検査の値がいい(だってサプリメント飲んでたから)あなたは大丈夫なのよ!しか言わない。目の前の私を見て、全然大丈夫じゃないよ。
迷わず産後鬱協会に電話をした。自分の状態を話すとすぐにスタッフを送ってくれ、アセスメント。ボロボロの私を確認、すぐさま関係各所に連絡がいった。

長くなったので、また別の日に。