先日、ワークショップでFound poetryなるものを学んだ。何かわかる?
なんと、詩を自分で書くのではなく、雑誌の文章や誰かが書いた詩などから気になる言葉を取り出して新しい詩に作り替えるのだ。こんなふうに説明してもわかりにくいよな。ウィキペディアの登場だ。
ファウンド・ポエトリー(英語:Found poetry)は、他の原典から単語、フレーズ、時には文章の一節を引用して、間隔や行を整えたり、テキストを足したり減らしたりすることで新たな意味を付け加えて再構成した(文学的コラージュに相当する[1])詩である。ファウンド・ポエトリー - Wikipedia
へー、実は今まで詩を楽しむことができなかった。学校の授業で「さあ、この詩を読んで感想を述べよ」と言われても「うーん」となっていた。なので、このワークショップ取ったところで楽しめるかな?と思いつつも、苦手だからこそ一度のぞいてみよう、とお試ししたのだ。
そして、詩ってこんなに自由に、そして音遊び、言葉遊び、意味をなしてなくてもそこに書かれている雰囲気を楽しめばいいのだ、と言うことを学んだ。
いざ、女性雑誌をめくり、気になる言葉を探す。私が選んだのは、夢(寝ているときに見るゆめ)と健康についてのページだった。
早速、言葉を拾っていく。
Dreams, messages, my life in code, my beliefs,
who I am, resolving, feel stuck, make the change, move on to new adventure
どれもとても惹かれる言葉だが、さて、これをどう詩にすればいいのか。先生に助けての視線を送る。まだ20代の先生が「おー、いいね、これ。え、うーん、どう構成すればいいかね。例えば、全部、「夢」で始めたら?」と教えてくれた。
素直にやってみた。
DREAMS: messages
DREAMS: my life in code
DREAMS: my beliefs
DREAMS: who I am
DREAMS: Resolving!
DREAMS: feel stuck?
DREAMS: make the CHANGE!
DREAMS: Move on to NEW adventure!
夢:それはメッセージ
夢:私の人生をコードであらわす
夢:私が信じていること
夢:私自身
夢:答え!
夢:行き詰っちゃった?
夢:変えるのよ!
夢:新しい冒険をしよう!
こうしてやってみると面白いな。なんだ、詩って楽しいじゃん、と思えた。