ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

木のフレームの飛行機は美しいとさえ思う。そして、何故か零戦が…

 

私が無知なのか、興味がなかったからか。まさか戦争中に木のフレームの飛行機が飛んでいたとは予想だにせず。そして、世界大戦があったから飛行機技術も進んだのもなんだか悲しいな、とも思う。

 

しかし、木でできた飛行機って美しい。なんか現代の黒光りする戦闘機よりも魅力を感じる(ま、戦闘機に魅力を感じるのも変な話だな)。

 

choukoureimamanz.hatenablog.com

 

オマカのミュージアムを見ていると、ドイツの飛行機が結構多く展示されていた。十字マークがなんとも強そうで怖い。すごい勢力を誇っていたんだなと感じられる。

 

展示を進んでいくと、あれ、これって日本語!

 

 

「日本降伏せり 戦斗停止すへし」とある。これって降伏したあとに空からばらまいたものだよね。たしか、戦争が終わったのを知らずに隠れて攻撃のチャンスを待っている兵士たちに向けたものかな、映画でみたことある。

 

「下の英文はこの 人は抵抗を たるものな 国際規 親切に り上 」と読める。きっと、「英文を見せたら、所持者は抵抗もせず降参しているから、国際基準にのっとって親切にしてもらえるはず」っていうような内容を書いてあるのではと想像する。どこで拾ってきたのだろう。でも、とてもきれいな状態だよ。

 

三菱の零戦がどんなに強いか、飛行距離がダントツに長かったかなどが説明してある。

「募集少年飛行兵」…ウ~ン、どれだけの若い命が消えたのだろう。

飛行機自体は、「昔にこんな技術があったんだ」と感心させられるものだったが、やはり戦争の歴史を読んでいると、とても悲しい複雑な思いにもなった。

 

やっちゃいけないよね、戦争。だけど、今も大きな戦争が2つもあってるよね。小さな紛争なども合わせると、どんだけ人間は戦争好きなんだ。

 

飛行機ミュージアムが「昔は戦争があったんだね」って言う歴史館になってくれればいいな。戦争のない世の中になってほしい。