ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

ドイツ、お手伝いさんに驚く

滑り出しがまずかった、遅刻のお手伝いさん。さすがに息子に影響があるので遅刻には腹を立てたが、ドイツ人の印象からはちょっと違って、結構気さくな人だった。すぐに、「Duって呼んでいいわよ(親しくない人、初対面の大人にはSieと呼びかけるのが普通)」って言ってくれ、ま、いいか、気楽にお仕事頼もうと思った。

 

ドイツはなんでも専門家だ。例えば、スーパーのレジ打ちはちゃんと専門の知識と訓練を受ける、お手伝いさんも学校に通いその道のプロになる。その道のプロだから、職場は変わっても、ずっとその職を続けることが多いと聞く。

 

だから、彼女、Cさんも病み上がり患者の専門お手伝いさんと思っていた。が、なんか違った。

 

私:お肉と野菜があるので、それで夕飯を作ってください。

あ、私日本食って知らないから、あなたが作ってみせて。

私:いえ、あなたが作れるものでいいです。

Cさん:そうなの?せっかく習えると思ってたのに

 

いや、私病み上がりでそんな余裕ないし、だからあなたを雇ったんだけど、と心の中でつぶやいた。

 

 

別の日。ドイツでは豚肉をよく食べる。その日の夕飯を作っていた彼女、生の豚肉を切った手でキッチンの取っ手や引き出しをあちこち触っていた。ありえない!

 

英語で「生肉を触ったら必ず手を石鹸で洗ってください」と説明するも、きょとんとした顔。

 

一生懸命考え、ドイツ語で言ってみた。

 

私:肉を切ったら、手を洗ってください。

 

Cさん:Echt!

 

このechtという単語知らなかったが「まじで?ほんと?」と体感した。えー、こっちがまじで?と驚きなんだけど。がん患者、免疫力落ちてますよー!普通の人より気を遣ってくださーい!

 

こんな感じだったので、任せてゆっくり休養すると言うことはなかった。あはは。

 

12歳までの子供がいる患者は政府がお手伝いさんに補助金を出してくれる:

choukoureimamanz.hatenablog.com

お手伝いさん遅刻するのまき:

choukoureimamanz.hatenablog.com

 

 

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当時のリビングからとった写真。転入し、転居するまでずっと工事していて落ち着かなかったなー。