ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

ドイツで乳がん手術後、意外なことが困った

突然だが、思い出したので書いておきたい。

 

ドイツで、乳がんの告知から1週間後には手術を受けた私。あれよあれよと、まるでベルトコンベヤーに乗っているかのように、いろんなことが進んでいった

 

無事に退院したものの、翌日から息子は新しい学校に転校することになっていた。送り迎えはまだ難しい。家事もしばらくはできないだろう、と考え、病院にいるソーシャルワーカーのEさん(今、私のお友達)に事情を話し、お手伝いさんを雇うことに。

 

なんと、午後3時に退院許可の書類をもらい、面接はその日の夜7時。横になる暇もなく、面接。なんと候補者は1人。英語がメインで片言のドイツ語で指示が出ることに、みな腰が引けたらしい。そうだ、病院でも私がベルを鳴らすと、だれが部屋に行くか年配ナースたちは嫌がっていたくらいだからな。

 

なんか気さくな同年代の女性で、「あなたの話すことがわかるわ」のアピールもあり、採用。

 

明日朝、7時半に私と息子を新しい学校へ連れて行ってほしい。あとは、買い物、夕飯の支度とお迎えに行って終了。指示はそれだけ。

 

が、初日。待てど来ず。心配しただんなが出勤を遅めてくれ待ってくれた。が、転校初日から遅刻はないよな、と思い、だんなの車で学校へ。

 

すると、遅れてくること8時30頃。私は怒っていた。「ごめんなさい。混んでいて。こんなになるとは予想してなかった」と言う。だんなに訳してもらい「遅れるときは必ず電話をいれるを徹底する」ことを伝えた。お迎えは彼女だけにと思っていたが、私も行くことにした。

 

朝は通常通り6時起き。弁当を用意。ひゃー、がんの手術したんだよね?退院翌日だよね?と我ながらすごい展開に笑ってしまった

 

海外で病気になっても休めない。現実は待っている。あはは。

 

さて、困ったこと。それは胸とわきにメスを入れているので、重たいものを持てない、ぱっと腕を動かせない

 

ドイツのスーパーは、レジに買うものをのせ、ベルトが動き、店員が値段をスキャン、どんどん流していく。客はそれをキャッチし、どんどんマイバッグに詰める。これができないのだ。少し身を乗り出して、商品をとりバッグに入れる。こんなことが難しかった。しかも、見た目には普通だから、「なにこの客。のろのろせずに詰めてよね」って言うプレッシャーを感じるのだ。

 

そこで、レジ向こうで待っているお手伝いさんに手を振り、詰めるのを手伝ってもらった。

 

家に帰っても、アパートの鍵が固く、回すと胸がいたくなるのを発見。鍵もお手伝いさんに

 

はー、意外なものが困るものだ、と思った。

 

 人生、大きなことが起こるときはあれよあれよと進む:

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 ベテランナースが私からのコールを嫌がっていた話:

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 ソーシャルワーカーのEさんとの出会い:

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