ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

どんな印象なんだろう、ニュージーランド

私が読んでいるブロガーさんのポストに、

「ニュージーランドの景観は予想できない」

とあった。

そうだよなー、実は住んでいる私も、いろんな顔を持っているニュージーランドで旅をするたびに驚かされる。

こんな小さな国なのに(日本の約3/4の国土面積。外務省データ)北島には、長~い90マイルビーチがあったり、間欠泉があったり、富士山に似た山がある。

南島に行けば、1500kmに及ぶ海岸線に縁どられたマールボロ・サウンドがあり、富士山級のマウント・クック。氷河をまじかに見たり、1990年に「テ・ワヒポウナム」の名称でユネスコの世界遺産に登録されたフィヨルドランド(氷河に侵食されたU字型の深い谷に海水が浸入してできた地形)もある。

また、トレッキング・コースもたくさんあり、体力に合わせ数時間から数日かけて歩くコースを選ぶことができる。気軽にマウンテン・バイクをやれる環境もある。

ワイン産地、果物の産地もあるし、ヒツジは人間より多い(ニュースハブによると2020年6月の段階で 2621万頭。一方、Stats NZによると2020年の人口は500万人)

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きっと、羊のいるのどかな景色がずっと続く、と日本の人には思われてる?

 

飛べない鳥、kiwi, penguins, takahe, wekaがいる。そういえば、絶滅したmoaもそうだ。飛べない昆虫の代表、wetaもいる(先日うちの洗濯機でお陀仏に!)。

ほぼ手付かずの自然が残っているところがあったり、今回の旅でちょっとカルフォルニアみたいと感じたおしゃれなネイピアがあったり。きっと日本の人がテレビや写真で知っている景色とは違ったところがまだまだたくさんある、ニュージーランド。

コロナが落ち着いて海外旅行が復活したら、是非とも訪れてほしい。

 

 

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壁画 が素敵だった、ネイピア

観光地として有名なネイピア。温かいし、泳げるというのが売りだと昔聞いた。北島に住んでいると、子連れホリデーはネイピア、と結構聞く。なので、あまり興味がなかった。

が、今回の旅で「なんでもトライしないとわからないものだな」とつくづく思った。

私のネイピアの印象は、

だ。私の気持ちがえらくハイになった。こんなに活気があるなんて(マリンパレードとカフェとレストランがある街中だけどね)。

 

マリンパレードが素敵、ちょっぴりカルフォルニアみたい

車でネイピア中心部に入っていくと、わぁ、トロピカルな木がまっすぐ長く伸びた道路にたくさん整列していた!空は青いし、ビーチは混んでないし、素敵!木々を眺めながら予約していたホテルを探す。なんとビーチが真ん前、街中すぐ。カフェも近くにいくつもあった。だんな、ありがとう!(あとから気づいた。マリンパレードはすごく長いのでたくさんのホテル、ホステルがビーチ真ん前!だけど、北に上がったところまで水泳禁止!歩いて、自転車に乗って長ーいビーチを楽しむのだー)

 

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アールデコの街がいい感じ、そして、日本と共通する強さ

1910年から30年代にかけて流行った、アールデコ様式の建物がたくさん建っている。かわいいなー、と思っていたら、実は大地震の後に超特急で復興させたときに建てたものらしい。(下記はウィキペディアから引用)

1931年2月3日のホークスベイ地震によりネーピアは壊滅的被害を受けた。この地震で地盤が最大4メートル上昇し、沼地が耕作地や住宅地として利用可能となった。市街地の復興は当時の建築意匠の流行であったアールデコ様式で統一して行われ、現在世界で有数の「最もアールデコ様式の建築物がまとまって残っている街」となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%94%E3%82%A2

ネイピアの街の壊滅的な当時の様子が市役所のサイトにあげてある。

www.napier.govt.nz打ちひしがれることなく街と生活を復興させた。そんな強さが日本と似ているな、と思った。

 

アートな街だった、知らなかった!

街中を歩くと素敵な壁画があそこにも、ここにもという感じで出てくる。まるでマインクラフトをする時みたいに頻繁に後ろを振り返った。だって、本当にあちこちにあるのだ。Sea Walls Artists for Oceansのパンフレットを見ると、全部で47あるらしい。中心部だけではなく、アフリリ地区にもあった。

素敵な、もしくは、面白いというだけではなく、一つの共通のテーマがある。それは、今直面している海の問題を提起しようというもの。じっくり見ると、確かにプラスチックが浮いていたり、地球温暖化などの影響、大量に捕られる魚たちなどがあらわされている。

 

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温かいし、夏をここで過ごすの最高そう

暑かった(26度)けど、ドライだったので過ごしやすいと感じた。老後は風の強いウェリントンは結構大変かも、と思うのでここなら越してきてもいいなー。だんなの会社の営業所もあるしね。ま、5年後息子が高校を卒業してからの話だな。

 

カフェやレストランが充実している。しかも、おしゃれ

食事の値段は意外にもウェリントンより高めだった。だけど、ワイン産地らしくワインとおいしい料理を素敵なレストランで提供していたり、個性的なお店が多くてだんなと二人「ここもいいよねー」の連続だった。

 

さて、そんなネイピア。実は、日本と関係があるの。知っている人も多いかな?日本のティッシュと言えば、「ネピア」。王子製紙がネイピアでパルプ事業に乗り出しているので、この名がつけられたらしい。詳しくは王子製紙のサイトで。

ティシュペーパーなどに関するQ&A|ネピア

今日の出来事、あぁウェタよ、君とは相性が悪いよねー

<虫が苦手な方はこのポストは飛ばしてください>

今朝、洗濯が終わったかな〜、とガレージに行った。カゴを準備し、フロントローダーの洗濯機のドアを開けた。いつも丸いゴムパッキンを拭いてから中身を取り出す。いつもの作業…

ゴムパッキンに節足動物の足が見えた。ぎゃ〜!!!ゴ〇ブリ?

いや、この結構ガタイのいいのは、ウェタだ!

いったい、どんな昆虫かと言うと、ウィキペディアによれば、

「ニュージーランド固有種。1種を除き絶滅の危機に瀕していると考えられており、法律により保護されている。なお、ウェタとはニュージーランドに生息するカマドウマ科およびクロギリス科の昆虫の総称で、成虫になっても翅を持たず、強い跳躍力を持つものをまとめた呼び名」だそう。
ja.wikipedia.org

今朝のウェタは体長7cmくらい、プリっとした胴体、長くており曲がった足。ぎょえー。そんなのが、洗濯物と一緒に回っていたなんて。多分、パッキンのところで引っかかってたのだろう、無傷で水死していた。アーメン。

日本の方にはウェタと言うと、「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なピーター・ジャクソン監督が率いる会社ウェタで名前を聞いたことがあるのでは。そう、このニュージーランドに生息する昆虫から名前を取ったのだ。
ja.wikipedia.org


私が初めてウェタを見たのは、息子が3歳前、ウェリントンに越してきたばかりのこと。突然、リビングに巨大ご〇ぶり発見!え、でも、なんかしっぽみたいなのがあるし、なんだろう?いや、とにかく逃げないようにどうにかしないと。と、頭の中をいろんなことが駆け巡った。
キッチンからジャムの空き瓶をもってきて、「えいっ!」とかぶせた。これで逃げられない。心を落ち着けて考えよう。

なのに、息子はたたたっと駆け寄ってきて、
「はろーっ。出ておいで」と言う。

だめー、出てきてもらっちゃ困る。

考えたが、その時はウェタの存在を実は知らず、とにかく気持ち悪いというのが先だって、分厚い電話帳で「えいっ」とお陀仏してもらった。
その後、保護するようになっているウェタだったと知り、後悔。だって、南島に住んでいるとき、見たことなかったよ。絶滅の危機が近い種類もいるらしい、こんな珍しいものが首都の普通の住宅地に現れるとは。

二回とも残念なお姿になった、ウェタ。もう、これ以上会わないようにしようね。

ただいま~。旅行から帰ってきた~。暑かった、素敵だった、かわいかった

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左上から時計回り。ウィンブルドンの集落に泊ったエア・B&Bの動物たち。ルースターは朝4:59から鳴いて早起きを要求してきた。「グルンッツ」(ドイツ語で豚の鳴き声)と勝手に名付けた豚とそのベイビー。哲学者ダックと息子が名付けたカモ

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いろんなところでの外食。二段目左のアスパラガスとチキンのクレープ重ね焼きはすごくおいしかった

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ネイピアのアフリリ地区にある肉屋、カフェ、地中海の食材屋があるところで休憩。葉っぱに覆われた日陰でゆっくり。なんかヨーロッパみたい


 

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旅の最後に泊ったアッシュハーストのエアB&B。上段真ん中の写真、右側がバーンと呼ばれる小屋。ここの二階に泊った。ウィンブルドンのB&Bとは違い、広くてのんびりできた。リラックスできた

 

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アッシュハーストのバーン(小屋)のなか。でっかいテレビにクロームキャストで旅の写真を飛ばし、この1週間を振り返った

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アッシュハーストのオーナーは、いわゆるLifestyle Blockと呼ばれる小さなファームと家がセットになったところに最近越してきたらしい。お隣は普通の住宅が並ぶ。そして、オーナーに切り売りしたのだろうか、反対側のお隣は牛を飼う大きめのファームだった。オーナーはアルパカ、ヤギ、ネコと犬を飼っている。みなかわいい。風力発電の風車がたくさん並ぶ小さな町だった



ただいま~。昨夜、北上する旅から戻って来ました~。

一週間の旅。暑かったー。回ったのは、ウィンブルドン、ネイピア、アッシュハーストだ。ウェリントンとは違う、そして、こんなところがニュージーランドにあったのか?とびっくりさせてくれたネイピア。

とりあえず、写真をシェアします。旅の思い出は後日載せま~す。

 

 

 

 

パブの名は、The Rose

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これが今座っている二階席。たった今クイズ・ナイト(店がクイズを出し客が答えを紙に書いてポンイトがたかいひとがビールとか何かもらえる。暇な平日の夜に客寄せで行なわれる)が終わったばかり。クイズ中は皆真剣。静か。どうやら今夜はイントロ聞いて何の曲か当てると言うものみたい。楽しそう。

ネイピア、最後の夜は

3泊でやってきたネイピア。ほとんど何も調べずに来た。いつもこうだ。だって、まずは観光案内所に行って、地元の人から情報を得るのが一番だから。前もって調べすぎるともう景色とかそんなに新鮮に感じないことが多い。オーストラリアのエアーズロックでそう感じて以来、到着してすることを決める旅をすることが多い。

この三日間、お天気。昨日は一日中市の中心からアフリリと呼ばれる、今からどんどん開発が進んで楽しい場所になるだろう所まで歩いて往復した。

昨夜はアイリッシュパブでバーガーと久々のビール。美味しかったし、楽しかったから消毒ジェルを忘れてきてしまった。旅行ようにちょっぴり大きめのボトルを買ったので、恥ずかしいけど取ってくれてないかなと今日立ち寄った。なんと、珍しく「とってるよ」って言われて手渡された。嬉しかったので、じゃ、ビールください〜!とオーダー。昨日はだんなが支払いを済ませていたので、知らなかった。いっぱい13ドル!私の物価感覚で1300円。ひや〜。
でも、昨日座りたかった二階席が空いていたのでそこでゆっくりこうしてブログを書いている。Wi-Fiがホテルより速い!

そして、今飲んでいるのは、これ。キルケニー。もちろんアイリッシュ・ビール。
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サマー・ホリデー。まずはファーマーの生活から。えっ?

f:id:choukoureimamanz:20210110015553j:plain夏休み、本格的になってきた。クリスマスも正月も無事終わった。と言うことは、旅行だ〜。

私は南島はほとんど行きつくした。独身だったし、仕事柄もあった。行ってないのは、スチュワート島くらい。が、北島はまだ訪れたことのない所がたくさんある。

今年の旅行は、初めてのネイピア。たった今着いたばかり。お腹減ってないので、だんなと息子だけランチに出かけた。私は部屋の準備だ。

ホテルは、いつも使ってるところ、例えばベッドとかシャワーブースとかはまあまあ掃除してあるが、ものを置くのに良さそうな棚の上の上とかは結構汚い。先ほども3枚の消毒濡れテイツシユが真っ黒になった。慣れたから驚かないが、掃除しないんだな、と毎回不思議。棚の上はせめて年1でもやれば違うだろうに。ま、いいや。私は気持ちよく過ごしたいので自分の好きなように掃除するのだ。

今日のホテルはビーチ目の前。むふふ、たのしむぞ。なにせ今日まで泊まっていたアコモデーションは、タバーン(パブのように飲んだり食べたりできる施設)の横にあるコテージと言えば聞こえがいいが…。きっと手伝いのファーマーが一時的に泊まれるように、簡単に作った小屋だ。

すっごい田舎にあるのに意外に交通量が多かった。昼はもちろん、朝四時くらいからファームに出かける農夫と犬や、丸太を積むために走っていく空のトラックが、ガタンガタン音を立てて行く。最初の夜は何度も目が覚めた。

やっと涼しくなって寝れるな〜と思っていたら、4:59にルースターが元気よくなく。早起きだ。実はなかなか寝付けなかったのにはいくつか理由がある。

  • ドアに鍵がない!誰でも入ってこれるぞ
  • 交通量が多い(ローカルの人ばかり)
  • 動物が朝からテンション高い
  • アコモデーションのおじさんが餌を与えるのか、朝から小屋の周りをウロウロする

昔だったら、文句言ってただろうな。私も丸くなったものだ。掃除しないといけないし、ベッドもやわやわだし、ありやコバエがすごいけど、ブタがかわいい!ダックもルースターも狐みたいな犬もかわいい。田舎の生活を経験しよう!確かにこれで一泊素泊まり100ドルは高いけどね(私の物価感覚で一万円!)。

しかも、携帯のアンテナは立たないし、Wi-Fiも小屋には届かない。タバーンの外にあるベンチに座れば繋がるけど、面倒くさい。なので、三日間電話もネットもない環境で、鍵なしの小屋。う~ん、田舎の生活。

写真を載せたいがホテルのネットが遅い。ウェリントンにもどつたらたくさんあげます。