ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

壁画 が素敵だった、ネイピア

観光地として有名なネイピア。温かいし、泳げるというのが売りだと昔聞いた。北島に住んでいると、子連れホリデーはネイピア、と結構聞く。なので、あまり興味がなかった。

が、今回の旅で「なんでもトライしないとわからないものだな」とつくづく思った。

私のネイピアの印象は、

だ。私の気持ちがえらくハイになった。こんなに活気があるなんて(マリンパレードとカフェとレストランがある街中だけどね)。

 

マリンパレードが素敵、ちょっぴりカルフォルニアみたい

車でネイピア中心部に入っていくと、わぁ、トロピカルな木がまっすぐ長く伸びた道路にたくさん整列していた!空は青いし、ビーチは混んでないし、素敵!木々を眺めながら予約していたホテルを探す。なんとビーチが真ん前、街中すぐ。カフェも近くにいくつもあった。だんな、ありがとう!(あとから気づいた。マリンパレードはすごく長いのでたくさんのホテル、ホステルがビーチ真ん前!だけど、北に上がったところまで水泳禁止!歩いて、自転車に乗って長ーいビーチを楽しむのだー)

 

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アールデコの街がいい感じ、そして、日本と共通する強さ

1910年から30年代にかけて流行った、アールデコ様式の建物がたくさん建っている。かわいいなー、と思っていたら、実は大地震の後に超特急で復興させたときに建てたものらしい。(下記はウィキペディアから引用)

1931年2月3日のホークスベイ地震によりネーピアは壊滅的被害を受けた。この地震で地盤が最大4メートル上昇し、沼地が耕作地や住宅地として利用可能となった。市街地の復興は当時の建築意匠の流行であったアールデコ様式で統一して行われ、現在世界で有数の「最もアールデコ様式の建築物がまとまって残っている街」となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%94%E3%82%A2

ネイピアの街の壊滅的な当時の様子が市役所のサイトにあげてある。

www.napier.govt.nz打ちひしがれることなく街と生活を復興させた。そんな強さが日本と似ているな、と思った。

 

アートな街だった、知らなかった!

街中を歩くと素敵な壁画があそこにも、ここにもという感じで出てくる。まるでマインクラフトをする時みたいに頻繁に後ろを振り返った。だって、本当にあちこちにあるのだ。Sea Walls Artists for Oceansのパンフレットを見ると、全部で47あるらしい。中心部だけではなく、アフリリ地区にもあった。

素敵な、もしくは、面白いというだけではなく、一つの共通のテーマがある。それは、今直面している海の問題を提起しようというもの。じっくり見ると、確かにプラスチックが浮いていたり、地球温暖化などの影響、大量に捕られる魚たちなどがあらわされている。

 

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温かいし、夏をここで過ごすの最高そう

暑かった(26度)けど、ドライだったので過ごしやすいと感じた。老後は風の強いウェリントンは結構大変かも、と思うのでここなら越してきてもいいなー。だんなの会社の営業所もあるしね。ま、5年後息子が高校を卒業してからの話だな。

 

カフェやレストランが充実している。しかも、おしゃれ

食事の値段は意外にもウェリントンより高めだった。だけど、ワイン産地らしくワインとおいしい料理を素敵なレストランで提供していたり、個性的なお店が多くてだんなと二人「ここもいいよねー」の連続だった。

 

さて、そんなネイピア。実は、日本と関係があるの。知っている人も多いかな?日本のティッシュと言えば、「ネピア」。王子製紙がネイピアでパルプ事業に乗り出しているので、この名がつけられたらしい。詳しくは王子製紙のサイトで。

ティシュペーパーなどに関するQ&A|ネピア