ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

今日の出来事、あぁウェタよ、君とは相性が悪いよねー

<虫が苦手な方はこのポストは飛ばしてください>

今朝、洗濯が終わったかな〜、とガレージに行った。カゴを準備し、フロントローダーの洗濯機のドアを開けた。いつも丸いゴムパッキンを拭いてから中身を取り出す。いつもの作業…

ゴムパッキンに節足動物の足が見えた。ぎゃ〜!!!ゴ〇ブリ?

いや、この結構ガタイのいいのは、ウェタだ!

いったい、どんな昆虫かと言うと、ウィキペディアによれば、

「ニュージーランド固有種。1種を除き絶滅の危機に瀕していると考えられており、法律により保護されている。なお、ウェタとはニュージーランドに生息するカマドウマ科およびクロギリス科の昆虫の総称で、成虫になっても翅を持たず、強い跳躍力を持つものをまとめた呼び名」だそう。
ja.wikipedia.org

今朝のウェタは体長7cmくらい、プリっとした胴体、長くており曲がった足。ぎょえー。そんなのが、洗濯物と一緒に回っていたなんて。多分、パッキンのところで引っかかってたのだろう、無傷で水死していた。アーメン。

日本の方にはウェタと言うと、「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なピーター・ジャクソン監督が率いる会社ウェタで名前を聞いたことがあるのでは。そう、このニュージーランドに生息する昆虫から名前を取ったのだ。
ja.wikipedia.org


私が初めてウェタを見たのは、息子が3歳前、ウェリントンに越してきたばかりのこと。突然、リビングに巨大ご〇ぶり発見!え、でも、なんかしっぽみたいなのがあるし、なんだろう?いや、とにかく逃げないようにどうにかしないと。と、頭の中をいろんなことが駆け巡った。
キッチンからジャムの空き瓶をもってきて、「えいっ!」とかぶせた。これで逃げられない。心を落ち着けて考えよう。

なのに、息子はたたたっと駆け寄ってきて、
「はろーっ。出ておいで」と言う。

だめー、出てきてもらっちゃ困る。

考えたが、その時はウェタの存在を実は知らず、とにかく気持ち悪いというのが先だって、分厚い電話帳で「えいっ」とお陀仏してもらった。
その後、保護するようになっているウェタだったと知り、後悔。だって、南島に住んでいるとき、見たことなかったよ。絶滅の危機が近い種類もいるらしい、こんな珍しいものが首都の普通の住宅地に現れるとは。

二回とも残念なお姿になった、ウェタ。もう、これ以上会わないようにしようね。