ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

ジェームス・クックとマオリとアイヌ

f:id:choukoureimamanz:20191202171016j:plainこの前の日曜日に250年前にジェームス・クックがニュージーランドにやって来たワカ(マオリ語で船)、エンデバー号のレプリカに乗ってきた。

実は、土曜日に先住民マオリのTさんと彼女の仲間のワカを見せてもらう約束をしていた。が、会えず、がっかり。そのまま、いつも行っているアート教室に行き、習ったばかりのパターンアートをやっていたら、Tさんがやって来た。

「朝行ったけど、いなかったよね?ワカも探したけどわかんなかつたよ!」と言ったら、なんと彼女も集合場所が変わったのを知らず、慌てて新しい場所に行ったらしい。ま、しようがない、電話番号まだ交換してなかったからな、と諦めていたら、

「明日午前中時間あるから、案内するよ」とオファー。もちろん、返事はイエス・プリーズ!

日曜日、早く着いたのでアイスクリームを食べながら、本日のみ公開のレプリカ・ワカに乗るため列に並んでTさんに「ワカの列に並んでるよー」とテキストを入れた。すると、マオリの女性がちらしを渡してきた。

「どうかこの船に乗って祝うのをやめてください。この国は歴史を都合のいいように変えて人々に伝えてます。ジェームス・クックは私達からこの土地を奪い、茶色の人々を殺し、女性をいためました。」とある。

あ、そうだ、マオリにとってはこのワカは憎い船に違いない。勝手に「一緒に乗船!」なんて考えてる私は全然理解してなかった。

あわてて、Tさんの携帯に電話をかけた...。

(長くなったので、別の日につづく)