言葉って、やっぱり面白いな。この言葉、語源をよく考えずに「落ち度のないよう、念入りに片っ端からする」って意味で使ってた。間違ってはいない。
が、実際にこの言葉の語源どおり、「しらみつぶし」にしらみをさがすことになろうとは。とほほ。
夏休み後半、だいぶん長くなった息子の髪。そろそろママが切るんじゃなくてプロにお任せしようと思って、散髪屋に。息子のしたいスタイルで切ってもらった。途中、「息子さん、しらみの卵あるから虫いると思いますよ」と言われ、がーん。
学校で年に数回お知らせが入る。「しらみ発生の連絡あり。今から一週間はお子さんの頭皮、髪の生えぎわをチェックするように。」まさかこの時代にと最初は思ったが、結構お知らせが入るのだ。
遂に、息子もしらみの洗礼を受けた。あはは。
しかし、プロに言われなければ卵は私では発見できなかっただろう。だって、卵と言うと少し丸い印象なのだが、実際はプラスチックの小さなかたまりが髪の根本付近に引っかかっている感じなのだ。爪でキュッとしないと取れない。
さて、どうやって調べるのか?ググってみると、
- いろんなシャンプーが売ってある
- 専用のくしを使い
- 髪の毛1本一本「しらみつぶしに調べる」のだ!
私が買ったのは、
- トリートメントの薬剤(一応自然の材料使用)Parasidose+Natural Fast Acting Head Lice Treatment
- 防止のためのスプレーParasidose+Lice Repellent
- 専用のコームLice Comb
しかし、このトリートメントは強烈なにおい。これをコームでかき分け、出てきた地肌に置いていく。全体にいきわたるようマッサージし、付属のシャワーキャップをして15分待つ。洗い流し、コームで虫と卵キャッチゲーム!
濡れている髪にコームを通すと…出てくる。出てくる。こんなのがいたんだ!
ひー。これはかゆかっただろう。虫と卵キャッチが終われば、普通にシャンプーして、半がわきの髪に消毒したコームを通してさらに見落としてないかチェック。地肌と根本、特に耳と首の生え際は重点的にチェック。これぞ、本当のしらみつぶしに調べる、だ!
このトリートメントは48時間後にまた同じ作業をする。
あとは、しばらくの間防止スプレーをして、朝夕にコームを通して見落とした卵が孵化していないかチェックをする。ながー。
(虫の写真なので苦手な方は見ないほうがいいと思う。)
紫で囲んでいるのが虫、ピンクが卵。