ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

いじめの現実、ニュージーランド

前回の記事で、ニュージーランドの喧嘩はすごいと書いた。喧嘩も、いじめの暴力もここはすごい。

 

日本にいる方はVPNがあればニュージーランドに指定すると見れるかしら。実際の様子がスマホで撮られ、ソーシャル・メディアに投稿されたものが現地ニュースで紹介されている。

 

下記の記事にある、ビデオの1:00 - 1:24の20秒ほどの時間に、2つのグループの様子が紹介されている。

 

出典 www.1news.co.nz

 

1つ目は、男子生徒。

 

まずは1対1で顔の殴り合い。そして、一人を複数で腹も殴る、倒れたところでボコボコに殴る、蹴る

出典 www.1news.co.nz (ビデオからイメージを切り取り)

 

 

2つ目はもっとすごい。女子のいじめ。

 

場所は外廊下だろうか、下に押し倒す。倒れた子の背中を足で蹴る、首を踏みつけて歩く。首がぐっと押されるのが見て取れる。

出典 www.1news.co.nz (ビデオからイメージを切り取り)

 

これだけの恐ろしいシーンが至近距離で撮られていることから、いじめの仲間が撮って投稿しているのだろう。馬鹿だな。これじゃ、あとから誰がやっていたかバレるのにね。平気なところが怖いな。

 

私の前回の記事を見て、「ちょっと心配しすぎじゃ。過保護では」と思われたかもしれない。が、ここの現実を知っているので、喧嘩を煽られていると言うことは、ボコボコにされる可能性が大、少人数 vs大人数の喧嘩になるのは簡単に予想される。

 

しかも、息子の学校は男子校で、去年も卒業を前日に控えた生徒たちがバイクで敷地内を危険運転したり、花火を屋内の上の階段から投げたり、大荒れに荒れ、卒業式は中止

 

今年に入って、ある生徒が学校に忍び込み、コンピューターとかを壊し、新しい校長のはからいで自主退学になったという事件もある。

 

いじめを受けて、それに対して「やめろ」と言うと「何、ファイトするか?おう、やるか」と言われるし、周りを囲まれ「ファイト、ファイト」と煽りの言葉が叫ばれる。これ、実際にうちの息子が経験している。その様子を私に話すときの息子の表情がえらく怖く、こんなふうに煽ってくるんだと怖かった。

 

 

高校生だけがすごいのではない。

 

息子がY2(日本の小学校1年生)のときに受けたいじめは、枝を持った子が息子の背中を刺す形で叩いてきた。倒れた息子に対しもう一人の子が目を狙ってきた。息子はなんとかかわし、走ってティーチャー・エイド(補助の人)のところまで行き助けてもらった。

 

こういうのがニュージーランドでのいじめなのだ。早いうちに手を打たないといけない。

 

Tくんへのいじめも結構な期間続いていた。そろそろ大人の介入が必要だ。