先日、もうパジャマに着替えて「おやすみー」とベッドルームに行った息子が戻ってきて、「実はさ」と話しかけてきた。
聞くと、学校で友達があるグループから、そのへんのものを顔に何度も投げつけられ、喧嘩をするようにあおられたというのだ。友達はちゃんと「やめろ!」と言ったが、何度も何度も仕掛けてきた。
「僕の心拍数が上がって、頭痛がして、クラクラしてきたんだ。そして、その中に立ち入ってやめるように言ったんだ。Tくんは感情が顔に出るし、彼に反感を持ってる子達はあおって喧嘩したいんだよ」と言う。
あー、またか。この学校の子は結構荒れてる。うちも2学期にディーンと言う学年別に勉強面、精神面、生活面を面倒見る人に話し合いに行ったことあるし。どうにかしてくれよ、本当に。
Tくんは10年生になってから嫌がらせを頻繁に受けているので、もう我慢せず学校に言ったほうがいいよ、と私が言うと、
「彼は逐一レポートしているよ。頻繁だし、度が越してるしね」と息子。
だけど、彼のママは知っているのかなー。以前からどうしようか迷っていたけど、ちょっと頻繁だし、息子の昨日の様子からこれはチェックしたほうがいいな、とTくんのママに会うことにした。
ちょこ「久しぶりだね。そうそう、Tくん学校の方はどう?」
ママ「うん、まーまーかな」
ちょこ「ふーん、そうなんだ。なんか生徒のこととか話すことある?」
ママ「(私が誘ってるから、何かあるのかなと感じたのか)あ、ちょっと悪い子がいるんでしょう。もうさ、男子校だからそんなのは当たり前じゃん、嫌がらせとかされてるらしいけど、気にするなって言ってるのよ」
あ、昨日のことは知らなそう。どうする。うーん、いや言ってしまおう。
息子から聞いたことを話すと、びっくりしていた。
どうやら、嫌がらせをする子がいることや、結構頻繁にされてるのは知ってたが、喧嘩をするように煽ってきてるのは知らなかったらしい。
ママは「それって、マジで良くないよね。子供に聞いてみる。昨日はなんにも言ってなかったのよ。ショック」
彼女はどうやら担任には電話をかけたことがあるらしいが、多分こういうのはディーンのほうがいいよ、特に女性のディーンの人はうちの場合真剣に話を聞いてくれたから、話すならそっちのほうがいいかも、と話した。
どーかなー。余計なことだったかなー。息子にも彼女に会ったことを話したほうがいいかなー、と考えていた。すると、夜9時頃にメッセージが入り、
「息子に聞いてみた。ちゃんと詳細を話してくれた。ディーンにはすでにレポートしていて、メインでいじめをする子に話をするって言ってるらしい。レポートしたから、もう解決に動いてるからわざわざ話さなくともいいかな、と思ったって。だけど、親にはこういう大きなことは話してって言った。ちょこの息子さんがあなたに話してくれたから、私もこうして知ることができてよかった。私と息子からのお礼言っといて」と書いてあった。
あー、良かった。ちゃんとお母さんに話してくれたんだね。偉い、Tくん!レポートをちゃんとしていたんだ。なら、安心だ。
息子に今日のことを話したら、ちょっと「え」って顔をしたけど、T君ママは息子がT君のことを思ってることが嬉しいってさ、と言うと少し笑顔になった。
やっぱりネットワーク大切だよね。なんかあったら相談できる人間関係があると落ち着いて子供のことを見守れる。
話してよかったー。
◎喧嘩を煽るくらい、と思われるかもしれないが、ニュージーランドで言う喧嘩は結構すごいのだ。後日、このことは記事にします。
荒れた学校の様子がうかがえる
choukoureimamanz.hatenablog.com