ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

家賃は高いニュージーランド

あまり知られていないが、ニュージーランドの家賃は決して安くない。いや、高い!

私が住んでいるのは、タウンハウスと言って2軒が壁をシェアしてくっついて立っている。ベッドルームは2つ。下に、玄関のドアを開けるとオープンプラン・リビングと言ってリビングとダイニングが一緒になったものとキッチン。二階が、ダブルのベッドルームとシングルのベッドルーム各一つ。トイレと風呂が一緒の空間。

さて、これでお値段はいかに。

だだーん。なんと、週520ドルなり(私の物価感覚で52,000円)。4週で2080ドル(同20万8,000円)。高い!築20年。

ドイツに行くまで住んでいた家は、現在の近く。4年前に借りていたのは、1軒家。3ベッドルーム。1xダブル。2シングル。オープンプラン・リビングとバストイレ。庭は狭いけど大家さんが芝刈りはしてくれるし、ウッドデッキはあるし、日当たり良好だった。ウッドデッキから見える景色は最高。これで週400ドル(同4万円)、4週で1,600ドル(同16万円)。築25年。

4年間でかなり家賃相場は上がった。首都だからではなく、ニュージーランド全体で家賃が上がり、みんなきつくなってきている。

家の売買の相場も狂ったように上がりっぱなし。ニューズハブというサイトの2019年6月の記事によると、

5月までの過去12か月で、家賃が平均3.4%上昇。これは続行して借りている借家人の家賃で、新たに入居する借家人の家賃は前の人より3.9%上昇。インフレ率は1.5%の上昇なので、家賃はインフレ率の2倍以上の上昇を遂げたことになる。

ひー。

ただでさえ人の手がかかった品物は輸入品が多く、高い。紙製品、電化製品。ニュージーランドで生産できる乳製品、肉、魚も高いのだ。1990年に来た時に確か一リットルのミルクは1ドルくらい。Figure nz のサイトによると、2019年12月のスタンダードミルク2リットル3.56ドル。1リトルにすると1.78ドルだ(私の物価感覚で178円)。

乳製品でもう一つ比べよう。有名なTip Top アイスクリーム。2リットルのアイスが当時2ドル50セントくらいだった。今、カウントダウンのオンラインショップを見ると、通常価格7ドル50セントに。本当に高くなったものだ。

私が日本にいた頃、ミルク1リトル安売りで100円だった。今でも地元のスーパーのちらしに同じ値段で出ていることがある。それと比べると、ニュージーランドは食費の値段上昇率すごいな。帰国するたびに、日本はあまり値段が上がってないけど、ニュージーランドはグングン上がっているなと感じる。

ちなみに、日経新聞によると、「2019年度の飲用乳価の値上げ幅は1キロ(1リットル)あたり4円(3~4%)ほどで、120円前後になるとみられる」(2018年12月の記事)。これは、4年ぶりの値上がりらしい。

あー、もう少し物価落ち着いてくれないかな。家賃もこれ以上の値上がりはやめてほしい。