ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

初めて参加した、Stand at Dawn (スタンド・アット・ドーン)

今日は、4月25日「アンザック・デー」だ。今まで、特に参加したことはない。いや、ニュージーランドに来た当初は、「戦争を経験した人たちの中であまり日本人のことをよく思ってない人がいるから、特にアンザック・デーにはふらふら歩き回らないほうがいいよ」とアドバイスされたこともあり、あまりいい印象は持ってなかった。が、昨日のニュースを見るとどうやらそんなことはないかも、と思った。第一次、第二次世界大戦で母国を守るため命をささげてくれた人、また戦場から戻ってきて心も体も傷ついた人たちに尊敬の意を示す日のようだ(ウィキペディア参照)。

ja.wikipedia.orgそして、お恥ずかしながら今まで知らなかった「スタンド・アット・ドーン」(夜明けで立とう)と言う行事に参加してみた。これは、今回は朝6時、まだ暗い中、家の郵便受けの横や庭、もしくは家の中で立って命を張って戦ってくれた人たちに敬意を払おう、そしてもう戦争をしなくていい世界になりますように、と祈るもの。例年だと集会所があって、黙祷、ライフルの発砲、国歌(オーストラリアとニュージーランドの両方)を歌う。だた、今年はcovid-19の影響で、みな自分のバブルの中にいて参加。

6時5分とちょっと遅れたけど、窓を開けてみると数軒先のおじさんが家の前に立っている。よし、私も参加しようと玄関に出ると、お向かいの若い夫婦と幼稚園生の子供たちの声が家の中から聞こえた。わ、子供も起こして参加してる。通り沿いの家の多くが明かりをつけている。そうか、みなこうして毎年アンザック・デーに参加していたんだな、と思った。

私も追悼と、感謝と、そしてcovid-19に世界のみんなが戦っているこの世の中に平和が訪れますように、そして、戦争をしなくていい世界になりますように、と祈った。