長かった。緊急病院での待ち時間。着いて2時間以内には血圧測定、心電図、CTスキャンを終え、あとは結果を聞くばかり。
なんと、医師に会うまで6時間もかかった。待っている間に少なくとも2回ヘリコプターが頭上から降りてくるのを聞いた。緊急搬送だ。だんなの友達のIがここに運ばれてきたときと同様、どこかで大怪我をした人が運ばれてきたのだろう。
ひま~。
たくさんの患者から離れ、70歳くらいのおじさんM、私より若い男性シェパード君、私の3人は奥の廊下にある椅子に座っていた。
ブログに暇なことを2回も上げた。
2時間もするとだんだんすることもなくなり、ひま~。おじさんMに話しかけた。朝イチの血液検査の結果、緊急病院送りとなった私達。盛り上がっていた。と、シェパードくんも加わってきた。
そこである発見をした。こういうことがサインで血栓の発見につながるのか?
- 胆石に苦しんだ(おじさんと私)
- 左親指の爪の付け根に弱電が走るような感覚があった(シェパードくんと私)
- 高いコレステロール値(全員)
皆さん、もし上記のようなことを経験したらご注意!
おじさんMが呼ばれて別の部屋に消えた。あ~、先生から結果を聞けるんだ。いいな。早く家帰りたーい。
二人っきりになり、またしばらく沈黙。
このままずーと座っていてはそれこそ「エコノミー症候群」になって血栓ができそうだ。
私は席をたち、屈伸、歩く、屈伸をやっていた。結構変なおばさんだ。
お腹が減ったので、待合室にある自動販売機をチェック。げ、ここ病院なのに売っているのは、ポテチ、チョコレート、ツナとクラッカーセット、ナッツ。おいおい、これこそ病気になりそうな品揃え。
変な菌に接触したくないので、マスクを少し浮かせアーモンドを一つづつ食べた。お腹が減っているのでまた別のものを買った。
しばらく黙っていたシェパード君が「ね、さっきチューチューやっていたのなんですか?」
あ、見てたんだ。「あ、あれ。りんごのピューレ。結構いけたよ」
「なんか吸ってんなーと思いました。ベビー・フード食べてんのかと思いました」
「あ、子供用だろうね。いいんだ。お腹へってるし、チョコレートはコレステロール高いって言われてるのに食べるわけいけないし」
しばらく考えていたシェパード君は突然走って自販からポテチ二袋を買ってきた!え、いいんかい。私達、高コレステロールですよ!!!
「お腹が減りました。食べます」
もりもり食べるシェパード君。
ごめん、シェパード君。私が君をポテチに走らせたんだね。
そして、そこからシェパードくんと私は延々話し続けることに。
次回に続く。