ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

すごいな、AIってここまで来ているんだ。AI面接

ちょっとだけ働きたいな〜、とカジュアル・ジョブ(忙しいときだけよばれる)の募集を見ていた。興味があるものがあったので、履歴書出すだけやってみるかとやると…。

 

すぐにメールが届き、「全員がインタビューを受ける権利があると信じる我社は、応募者にすべて面接をします。AIで」と書いてあった。

 

へっ、AI!ここまで浸透しているんだ。Wow.

 

しかも、このように書いてあった。

 

48時間以内に実施すること

 

ぎゃ、ちょっと急すぎ。えー、まだコロナから回復中で頭回ってない。えー、でも48時間以内。

 

心を落ち着けて翌日、朝一にやることに。チャット面接だった。しかも、忘れていませんか?のリマインダーもすでに来ていた。プレッシャーだな。

 

質問はひとつづつチャットで聞かれた。例題として事前にお知らせがあり、このようなものだった。

 

「前職でチームで働いて、そのチームに貢献した例を教えてください」

 

それを、50から150の単語で作り、答える。質問は5題。結構考えた。時間は約25分で済む、とはあるが無制限である。書き直しもできた。

 

チャットの答えを送信すると、なんとすぐに「第一次通過です。第二ステージに移ります」とメールが来た。ひー。はやっ。ま、とんでもない答え方をしない限り全員が次のステージに進むのだろう。

 

次は、これまたAIによるビデオ面接。質問がチャットで出てきて、それに一分以内の長さで答える。1つの質問にやり直しは5回まで。

 

 

なにせ Youtuberじゃないんだから、カメラに向かって自分だけが話すって変な感じ。もちろん視線も揺れるし、取り直すが、3回目くらいになると「あと2回しか取り直しできない」と思うと焦る。ウ~ン、全然いつもの自分と違う表情だけど仕方ない、取り直しはこれ以上できない、ということで送信。

 

あ~、私実際に人とあう面接のほうがいいな。

 

しかし、すごいこのAI面接。最初のチャット面接のあと、20分後には「あなたの内面を分析しました。こういうところが素晴らしく、またこういう点はまだ伸びしろがありますよ」というメッセージが来た。当たっているものもあるが、「?」というものもあった。だけど、よくあんな短文で答えたものからこれだけの人物分析をできるんだな、と感心。

 

普通なら、履歴書を見て、選んで、連絡して、面接して、とこの流れでやると時間がかかる。しかも、何十人、何百人と応募があれば人事の時間が大分取られることになる。

 

が、AIならものの見事に「あっ」と言う間に5つの質問を答えさせ、人物分析。3つの質問をビデオで答えさせ、実際の面接までの時間を相当短縮できる。

 

受ける側からすると、なれないことに挑戦なので戸惑いもあるけど、人事側からするとかなり仕事時間の短縮化ができる。

 

なるほどね~、ここまで時代は来たんだ。

 

チャットはよほど変な回答をしない限り全員が通ると思う。ビデオはオンラインで一人喋りに慣れているか、慣れていないかによりかなり結果が左右されると思う

 

とりあえず、新しいものに挑戦して面白かったな。ちゃん、ちゃん。