ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

Temuって注意必要?

去年くらいからユーチューブをみていると頻繁にはいってくるオンライン・ショッピングサイトのTemuのコマーシャル。「億万長者みたいに感じちゃう。いっぱい買っちゃうの」という歌ととおねーさんの元気な踊りにすっかり頭の中に染み込んでしまった。

 

たまたま圧力鍋のピンのシリコンのストッパーを買わなくてはいけなくなり、調べるも見つからず、アマゾン(オーストラリア)かティム(きっと中国から送られてくる)を選ぶことに。そうなると、送料無料に惹かれ、初めて Temu利用を決める。

 

第一回目の買い物はスムーズだった。ただ、「送料無料にするためにミニマム20ドルになります」と言う案内があったので、急がないけど買い換えようと思っていた鍋も買った。

 

この日を超えて配達になったら$5クレジットします、のメールが何度も届き、しっかりこの最終日に届いた。届いたものも特に問題なく、「あ~、良かった」とホッとした。

 

意外に普通に取引がすんだので、腕時計のバンドを買ってみようかなと思った。だって、フィットビットの公式のものはここで30ドルとかして高い。一方、バーサ2にも対応しているTemuのものは3ドルとか。じゃ、買っちゃうよね、と他のものもサクサクとカートに入れ、「よし、20ドル超えている」とレジに向かうと、

 

「最低35ドルの購入が必要です」とでた。

 

え、20ドルじゃないの?ウ~ン、合計32ドルになっているから、あと3ドル分か。え〜、面倒だな。

 

「Temu最低購入額」と調べると、15ドル、20ドル…といくつもでてきた。

 

しょうがないので、チャットで質問すると意外な答えが。

 

「最低35ドルですが、わかりました。お客様はこのしばりは不快だと感じてらっしゃるのですね。では、解除します。解除をクリックしてください」とメッセージ。

 

「へ?なにこれ」と思いながらも、解除をすると本当に解除になり、32ドルの買い物が確定した。

 

ふーん。なんだか不思議。

 

ふーん、もし私の買い物が36ドルだったら、「最低は40ドル」ってでたのかな?とか色々考えてしまった。

 

どうなの?確かに安いTemu。でも、なんだかインドのマーケットでごまかされているような、そんな気持ちにもなってしまうこの対応。

 

さあ、3月9日のお約束の日までに到着するのか。

 

 

今回買った一部。結局、やすいし色もかわいいとバンドは3組セットのものを買うことに。しっかりハマってしまっている

 

 

 

今日の空と

 

本日のウエリントンの気温は、21度。ちょっと動くと暑いな〜、と感じる。

 

それでも、植物は徐々に枯れ始めているので、秋が近づいているんだろうな。

 

週末はグリーク・フード・フェスティバルってことで、友達と一緒にギリシャの食べ物を楽しんだ。

 

「10時から開始だから、11時くらいでいいよね」とかる~い気持ちで考えていたら、甘かった。

 

小さな通りにあるギリシャ教会は人であふれていた!

 

 

まず、さあ教会はこの辺だったよね、と道を入るとこの行列が目にはいった。なにごと!

 

丸いお帽子が乗っかったギリシャ教会。右も左も人だらけ。

 

 

一番並んでいたのは、スブラキだった。

 



行列ができていたのを見て、「げ、まさか教会の敷地内に入るのも無理なのか」と思った。

並んでいる人に「すみません、これってなかに入るために並んでいるんですか?」と聞くと、「あ、ほら、なんて言うかなハンバーガーっぽいものに並んでいるの」と若いお姉さんが答えてくれた。きっと、私にスブラキ(串刺しのお肉をピタパンに挟んで、サラダも乗っけて食べるサンドイッチ)って言ってもわからないだろうと、必死に考えて教えてくれたのだろう。ありがとう。

 

「って言うことは、他の食べ物は別の所に屋台を出しているんですよね?」と言うと、親切にも「教会の左手にお肉の串刺しを食パンに乗っけたのが、前に飲み物、右側にドーナッツとかイカリングとかあるわよ。友達が見てきてくれたの」と教えてくれた。

 

「ありがとう!!!」と言って、まずはチョロチョロ動いて観察。友達に「すっごい混んでるよ。わからなくなるといけないから、教会の道はさんで真正面にいるね」とテキスト。

 

無事に友達と落ち合ったあとは、イカリング、お肉を食パンに挟んだものを食べ、おしゃべり。あまりにも人が多く、だんだん聞き取るのが難しくなったので、カフェに移動。

 

なんと、カフェで3時間もぶっとおし話してしまった。いやー、女性が二人集まると話すことがあるある。我ながらびっくり。

 

そんなこんなの楽しい時間を過ごせたことに、感謝!

世間話をする女性のイラスト

 

プレゼントを探すのにガーデンセンター

日本以外にいろんな商品が、しかも海外の輸入雑貨まで揃っている国ってないんじゃないかな。と言っても、住んだことがあるのって日本、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツと4カ国だけだけど。

 

でも、日常生活でこれほどたくさんの魅力的なものに遭遇するのって他の国では経験しなかった。ここでは、デパートも少ないし(有名なのはファーマーズ=「農家の人々」ってネーミングからわかるよね、どんな感じか)。

 

ちょっと数字を引っ張ってみようっと。

 

New Zealand’s retail sector is made up of about 29,500 retail businesses, operating almost 40,000 shops. (出典元: Stuff)

 

全国の小売業の商店141万9696店。

(出典元:概況 大規模小売店舗内小売商店(商店数)|商業統計|経済定値、令和6年(2024年)1月概算値) (2024年1月22日公表))

 

 


表にしてみた。へ〜、日本のほうがニュージーランドより一人あたりの店舗数が1.5倍多い。そんなものなのか。もっと数に開きがあると思っていた。

 

でも、きっと店舗数より取り扱いの商品数が桁違いに多いと思う。

 

だから、ここでなにか贈り物をする、とかお土産を選ぶとかになるととんと困っていた。

 

私達は、親族がここにいないのでクリスマスのプレゼント選びをしなくていい。もし、いたら…一体どうやってプレゼントを毎年探すのか。考えただけでもおそろしい。

 

今は、カードと手作りのお菓子、あげる人の趣味もの(ガーデニングの可愛い手袋、かわいいソーラー・ライトなど)、花束、ワイン、チョコなど。あと、シネマ&コーヒーのチケットとか。この辺で落ち着いている。

 

ママ友とは、おたがい誕生日にカフェであって、誕生日でない人がお茶を奢るって感じでとても楽。

 

お土産は、形が残らないものか、日用品と決めている。だって、これ良いかなと思っても、長く離れている分趣味も好みも分からなくなってきているし、食べて終わり、使って終わりのものが一番。しかも、日本の人はたくさん持っているから、これ以上家にものはいらないというのがよくわかってきたから。

 

だから、スーパーで売っているお気に入りのお菓子、ハーブのお茶など。家族には、ニュージーランドのメリノウール素材の花や鳥がデザインされているティシャツや手袋など。あ、個人的に好きなティタオル(でかい布巾)の色々なデザインのものを料理好きの人に渡している。コットンだし、布巾って使うし。

 

昔は、きれいなカレンダーもお土産の一つだったけど、「祝日が違うから使わない」と母に言われ、がっかり。それ以来買っていない。

 

ところで、プレゼントを買うのに意外に良いなと思うのは、ガーデンセンターと街中の薬局。

 

ちょっと紹介すると、

 

小人の帽子みたいなかわいいお茶漉し

アシアっぽい絵が描かれた鉢もある



上記は、Palmers Garden Centreで撮影。もう回っているだけで「は〜つ、いいな〜」となってしまう。他にスカーフ、革製のバッグ、帽子などなど、欲しいものがいっぱい。

薬局も、帽子、スカーフ、マグカップなどちょっと凝ったデザインのものを売っていたりする。可愛い傘なども。

 

美術館のショップも良いものが買えるかな。ちゃんと観光客のことも視点に入れていて、手のひらサイズのガラスにネイティブ・ツリーのポフツカワなどが描かれていて「あ~、かわいい。ほしいな~」となってしまう。

 

でもね、もうモノは増やさないようにしようと思っているので、いつも見るだけ、見るだけと自分に言い聞かせている。

 

やましたひでこさんに聞いてみたい。物欲ってどうやったらなくなる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大河への道」 を観た。よかった

日本大使館が主催する、日本フィルムフェスティバルが今ウエリントンで行われている。さっそく、「大河への道」を観に行ってきた。

 

感想は、

 

よかった!

 

 

伊能忠敬って歴史で勉強したけど、年代と初めて正確な日本地図を作った人、としかしらなかった。

 

だけど、映画の中で行われていた「ものすごーく地道な作業を、途方もなく丁寧に、丁寧に17年間も測量続けた」すごい人物だったんだ〜。

 

しかも、奥さん4人ももらっているし。50歳からわらの草履で全国をあるき回って、緻密な作業を延々とやり続けた。すごすぎ!

 

映画の中で、214枚の紙に大きな日本地図が描かれているのが映ったときには

 

「はーつ、美しい」

 

と思った。

 

 

俳優陣が、現代と伊能が生きた時代とダブルで演じているのも面白かった。

 

そして、原作が立川志の輔の落語!というのにもびっくり。企画が中井貴一!へー、役者以外にも制作の方も手掛けているんだ〜。

 

心のなかで「へ〜、へ〜」と驚いていたところに、だんなからもっと驚く発言。

 

「今日の映画の人は、この前観た(7人の)侍の人だよね」

 

「え、あれはすごく前に撮られた映画だから、違うよ〜」と言いつつも、どの人のことを言っているのか気になった。

 

 

「どの人?」

「あの、すごく物静かなかっこいい侍」

「あ〜、宮口精二ね~。で、誰と似てるの?」

「伊能と一緒に地図づくりをしている、結構年長のスタッフ」

「平田満?え〜、にてるかな?」

 

と、比較すると…

 

 

出典元 Seiji Miyaguchi — The Movie Database (TMDB)

平田 満 HIRATA MITSURU|アルファエージェンシー

 

 

 

 

「あ~、似てる!すごいね、だんな」

「だって、顔の表情の動きがそっくりだったよ」

 

 

驚いた。だって、私も気づかなかった、このお二人のそっくり度。そして、西洋人にはアジア人の顔を見分ける事は、ものすごく難しいはずなのに。

 

だんなの目の鋭さに感動。

 

映画にも感動。

 

そして、会場に来ていた日本人以外の人が感動していたことに感動。そして、彼らはよく笑っていた。それにも感動。

 

 

面白かったな〜。ありがとう、日本大使館。来年もまたよろしくね!

 

ウ~ン、街がくさい

夏だからか。また、自分が街中にどっぷりと浸っているからか。今まで気づかなかったが、ウエリントンの街中

 

 

 

くさい!

 

 

 

なんだか、発展途上国の通りを歩いているような、生ゴミの匂い。

 

キューバー・モールもラムトン・キーもコートニーも。店舗からでたゴミ、街行く人が捨てたもの、とにかくどこからともなく「ぷーん」と臭ってくる。

 

しかも、(このすぐしたに汚い言葉が出てきます!ご注意)週末の朝になると…

 

 

 

 

 

ゲロが道端にある!

 

 

特に、私が住んでいる側にはカフェやバー、レストランなどもあるので、週末は遠くからチェックして、歩くところを決めている。だって、近くで見たくないもんね〜。

 

 

そして、街中は危ないことも実感してきている。

 

昼間3時頃、コンビニでバスカードのトップアップをしたあと、でてきたところで「ブアー!」となんともいえない爆発音のような勢いでホームレスに雄叫びを投げつけられた。

 

な~んもしてないよ!なんで!と思ったが、とにかく怖く、目を合わせずに道の反対側に歩いて移動。心臓はドキドキ。

 

また、夕方7時頃(今は夏なので9時くらいまで明るい)に親子3人で散歩にでた。家をでてすぐの結構大きな通り。後ろで「バン!」と音がしたので振り返えってしまった。その辺にたむろしていた男性が「ふん、こんなので驚きやがって」っていうようなことをちょっと笑いを込めながら叫んでいた。

 

怖〜、と思いながらも、もう聞こえないふりで、さっさと歩いてその場を去った。

 

えー、だんなといてもこんなふうに言われるのね。案外危ないんだ。

 

だいぶん歩いてからだんなに「ね、このへんって感じ悪いね」って言うと、「うん、ちょっとここまでとは思ってなかったよ。朝も会社に行く時にホームレスのいる、あのコンビニの横を通りたくないから遠回りしている」と言うではないか。

 

男の人でも避けたいと思わせる雰囲気のホームレスがいる通り。

 

週末の夜も、寝ようとしていると外で呂律の回らない人がなにか言っている声や、「わ~」とか「◯◯◯って言ってんだよ〜。もう~」とか理由の分からないことを言っている人が歩いているのが聞こえてくる。

 

 

 

 



 

 

便利でワクワクする街中の生活も、だんだんマイナス部分も見え始めてきた。

 

 

16歳は大人?まだ子供?

去年の12月に息子は16歳になった。ニュージーランドの義務教育のY11(11年生)が終わった。今年から、Y12だ。Y12とY13がシニアとよばれ、制服も年中半ズボンから、ネクタイに年中長ズボンへと変わった。靴も、今まで丸い靴先のものから、尖ったデザインを息子は選び、何だがえらく大人びて見えた。

 

 

16歳になると、なんだか一気に世間は大人扱いをするようになった。

 

  • 公立病院のこども病院からは卒業。もし、今後体調が崩れたり、新たな病気になると「大人の病院」にお世話になる。
  • 銀行のカードを作ろうと思い出向くと、「16歳ですか。じゃ、お母さんじゃ手続きはできません。本人に来てもらってください」とあっけなく追い返された。しかも、子供口座は解約へ。
  • 家庭医の予約など「マネージ・マイ・ヘルス」というサイトで私がやっていたが、これからは息子のアカウントを作って、彼が自分の健康に関する情報を直接見ることができる
  • 学校の身分証明書とバスカードが合体していたが、「16歳で義務教育が終わった」ので、このカードは身分証明書だけとなった。バスカードは別に用意しないといけない。

 

でも、バスなどの公共交通機関では、まだ「子供料金」だ。

 

 

銀行でのやり取りもびっくりした。

 

とにかく、息子の口座に関しては「息子と直接」会話で、私はそばにいるだけ。そして、私にとっては目から鱗の、「御本人の意思が優先」の大人の扱いにたじろいだ。

 

銀行員「カードを作りたいんですね。じゃ、大人口座になります。良いですか?」

息子「はい」」

銀「電話番号をください」

私「あ、今のままで」

銀「お母さんの電話番号ですよね。息子さんのものをください」

私「いや、まだその辺は親が管理したいです」

銀「これ、息子さんの口座ですよ」

私「はい、でも、家を離れるまでの18歳までは私の方でお願いします」

 

 

銀行員は、この電話番号の件で3回確認をしてくる。しつこいな〜。

 

 

銀「お金はどこから入ってきますか?バイトするんですか?」

息子「えっと」

私「お小遣いとして、毎月口座に親の口座から移動します。今のところそれだけです」

銀「なるほど。では、オンラインで支払いができるカードにしますか、それともエフトポス(スーパーなどの店舗で銀行カードで払う、また店でお金を引き出すことも可能)のカードにしますか?」

 

息子には予想もしなかった質問。

 

私「まだオンラインでの買い物はさせたくありません。エフトポスだけで結構です」

銀「えっ、だけど息子さんはオンラインで買い物をするんじゃないんですか?いいんですか?」(息子に問う)

 

息子は戸惑う。

 

私「オンラインはまださせたくありません。必要なときは、今までどおり親が一緒にクレジットカードを使ってします。必要ありません。」

 

またもや、3回銀行員は息子に確認。おい、おい。ここで、親は口出しできないの?

 

結局、Eメール・アドレスを彼のもので登録し、電話番号は親の番号。残高や動きは親も見れるようにしてもらった。

 

日本でもそうなのかな?逆に日本は、通帳とハンコがあれば誰でも口座にアクセスできるよね?あれ、今はマイナンバーがあるから、それはない?

 

16歳、親は口出しできない年のようだ。

 

ATMを使う人のイラスト

やっぱり私の感覚は間違ってなかった、ほっ

今日はだんなの友人Iの誕生日。毎年彼の家でバーベキューをする。彼は友人が多く、しかも若いのに近所の若い夫婦たちと中がよく数名のご近所家族も参加。イギリスから毎年やってくる彼のママもいて、それはそれは盛大。

 

だんなも私もパーティでのおしゃべりは苦手。だけど、キィウィたちは本当におしゃべり好きで、よくそんだけ長く喋れるな〜、と思うくらい喋る。

 

もちろん、ティーンエイジャーの息子も「色んな方向から、いろんな話題が聞こえてきて頭ごちゃごちゃ」って言って大変そう。わかる、わかる。そうか、一つの話題で盛り上がっているわけじゃなく、それぞれが大きな声でガンガンに、しかも声が重なり合うような形で喋っているから頭がパニックになりそうになるんだ。納得。しかも、彼はネイティブだからすべてが耳にはいって来て、意味もわかる。私なんて「へー、よく喋るな〜」と右から左でもこうなんだから、そりゃ大変だろう。元々彼はたくさんの人が集まるところは苦手。わかったよ、息子。

 

息子を誘って家の中へ。するとIのママも家の中にいて、「あ~、つかれる。私そんなに社交家じゃないから毎年この日が辛いのよ〜。だけど、Iの誕生日だから一緒に祝いたいし。明日は片付けで大変だし」ともらしていた。そうなんだ、てっきり彼女もワイワイ、ガヤガヤが好きだと思っていたよ。良かった、仲間だ。

 

親に連れられて小学生くらいの男の子4人、女の子一人が家と外の中を走ってでたり、はいったり。あ~、すごいエネルギー。しかも、Iの部屋に行って机の上でジャンプしたり、コンピューターを踏んづけたり、好き放題。

 

女の子とIのママで「私達は警察よ」と言いながら、ボーイズたちの行動に目を光らせていた。

 

あるとき、ポロリとIのママが言った。

 

 

親は一体どうして自分の子供のことを見ないのかしらねと。

 

 

あ、これ、私もずーっと思っていること。公園にいても、子供だけワーワー走り回って、結構危ないことをしていてもお母さんは見ていない。特に、他の子にちょっかい出したり、並んでいるのがわかっているのに自分の子が横入りしても気づかないか、気づいても何も言わない(人が多かった)

 

それを友人(アジア人でない)に言うと、「子供が自立しなくっちゃ。親が色々言わないの」と言われ唖然。でも、どうやらそうらしい。幼稚園の先生くらいだ、「ほら、順番ね」とか、「叩いちゃだめ。謝ろうね」とか。

 

だから、息子が小さい頃公園に行くのは、実は嫌だった。だけど、遊ばせたいし、兄弟がいないから公園で色んな子と遊ばせて「人と関わる」に慣れてほしいな、と行っていた。だから、毎回疲れた。

 

 

だから、イギリスもそうなのかな、と思っていたらIママがポロッと言ったので、「ね、やっぱりここの親って自分の子を(せめて目の端で)見ていないよね」と言うと、声を更に低くして「そう。本当に、道路にでていってしまいそうなのに全然見ていない。私が気になって目で追っているから疲れちゃう」と。

 

なるほど、ま、世代が違うということもあるけど、ニュージーランドって気楽なのは良いけど、子供の身の安全に関してはもっと気を引き締めてほしいな。逆に私みたいに自分の子を目で追っていると、他の子の危険も察知しちゃってハラハラ、ドキドキ、時に「危ないよ〜」と声がけするので疲れるのか。なるほどね。

 

長年、「私って心配しすぎの親なのかな」と疑問に思っていたが、小さい子が遊ぶ時に目で追っている、見守っているはやっぱり間違っていなかった。もちろん、そう思っていたが、こうも周りが「子供の自主性、自立」って言っていると自分が間違っているような気になっていた。いや、子供が色々判断できるまでは目を離さないが大切だ。

 

うん、私は間違ってなかったよ。

 

次の言葉を聞いたことありますか?私はこれって親として大切なことだと思う。


 乳児は肌を離すな
 幼児は手を離すな
 少年は目を離すな
 青年は心を離すな

 

そして、日本の子育てってまさにこれをやっていると思う。私が知っている限りは。息子は今、青年期。干渉しすぎず、でも心をつなぎ続けるを心がけよう。