ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

祝日でも買い物できるありがたさ

おせちも今日の朝ですべて平らげた。二日間なら、だんなも息子も喜んで食べてくれた。品数少なくても、喜んでくれたのでよかった。

さて、おせちがなくなったと言うことは、冷蔵庫の中が空っぽに近い状態。それでもやっていけるのは、ここがニュージーランドだからかな。だって、元旦でもスーパーは営業しているもの。

基本、クリスマス(12/25)と、グッドフライデーとイースターサンデイ(イースターの金曜日と日曜日)以外、スーパーは営業している。それに多くのデパート、電器店、本屋、DIY店なども同じ。 

きっと、ドイツの人が聞いたらあまりの衝撃に倒れてしまうのでは。

私がドイツに引っ越して最初のショックは、毎週日曜日ほとんどすべての店が閉まっていたことだ。本当に困った。だって、ニュージーから箱10個とスーツケース4つで引っ越した私たち。新天地での家具を買おうにも、チャンスはだんなの休みの土曜日のみ!しかも、台所のお玉や皿、コップなど、とにかく何でもかんでも買わなくてはならないのに、一日で済まされる数には限りがある。

しかも!アパートには台所さえついていなかった。一応、前もってこのことは「ドイツでは常識」だと知っていたものの、アパートが決まったら、まずは台所から探さないといけない、と言うのがつらかった。だって、早めには準備できない。サイズわからないもの。

なので、最初の3ヶ月は毎週土曜日は、高速に乗って1時間のイケアに通っていた。本当に、毎週。あそこに行けば、とにかく生活用品がほとんどそろう。お金もそんなになかったので、お給料が入ると次の大きな家具を買う、と言った感じ。

キッチンもオーダーして1ヶ月待ちだといわれた。しょうがない。空っぽの台所に小さなコーヒーテーブルの上に簡易の二口電気コンロを置き料理。洗物はなんとバスタブに荒い桶を置いて、まるで江戸時代のおかみさんが、井戸のそばでしゃがんで洗うような感じだ。ひー、こんなことになるとは。この段階で、引っ越しても、キッチン、作り付けの洋服ダンス、カーテン、照明器具、シャワーカーテンなどが物件についているニュージーランドはすばらしかった!と思った。

 

f:id:choukoureimamanz:20200102115941j:plainこんな感じで最初の3ヶ月は料理していた。キャンプみたい。

 

それに拍車をかけるような出来事が。なんと、あと一週間で配送されるはずのキッチンが工場のラインの不具合からいきなりキャンセルに!えーーー、この一ヶ月が水の泡。

それから、また家具屋をはしごして、キッチンを選ぶ作業を。スタイルだけではない、ドアは観音開きか、上にゆっくり上がる形式か、ドアの握り手は丸いものか手で引っ掛けて開けるものか。そんな細かいことまで決めないといけない。

あー、賃貸なのに何でキッチンを買わなきゃいけないのか?なかなか納得いかない。でも、ドイツ人に言うと「だってキッチンは大切だもの。自分の好きなように設計したいじゃない」だった。それは、きっと近くに頼れる親や友達がいるから言えるんだよー。助けてー。

なので、ニュージーよ、いや、お店よ、今日も営業してくれていてありがとう!

 

f:id:choukoureimamanz:20200102121556j:plainキッチンを設置している息子とだんな。