ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

家を借りるのに連帯保証人は要らないが、身元保証人は要るニュージーランド

やったー!土曜日に見に行った家のオーナーから「あなたたちに貸したいと思っている」との連絡が昨日の夕方入った。うれしい。

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このあたりに住むことに

さて、次のステップは「身元保証人に大家さんが連絡をする」だ。この保証人は日本で賃貸契約の時に言う連帯保証人とは違う。日本なら、もし借家人が家賃を滞納した場合に保証人が代わって支払わないといけない。ニュージーランドで言う保証人は「この人をxx年知ってます。まじめで、長いことxxという会社に勤めていて、ちゃんとお給料ももらってるし、人柄もいいので近所の人と問題を起こすような人ではありません」というようなことを保証するのだ。ま、人柄を紹介するって感じだろうか。実は、就職の時もこの身元保証人は必ず要る。

今回の身元保証人は、現在の大家さんとだんなの上司の二人。

現在の家自体は好きだが、タウンハウスの壁をシェアしているお隣さんの騒音問題でもう耐えられなくなった私たちは出ることにした。自分たちで「夜は静かにしてほしい」と何度か話したが、どんどん関係が悪くなった。本当は11月に契約が切れるのでその時に引っ越そうと思ったが、ある事件が。

何の連絡もなしにお隣がパワーツールを使って、大きなタイルなど硬いものを私たちのキッチンのま隣で切り始めた。プロの友達と一緒に改装をしている様子。ふつうはタウンハウスやアパートなら隣人に一応「このくらいの日程でうるさいと思いますが、どうぞよろしく」と一声かける。市役所のホームページにも「問題にならないよう声をかけましょう」とある。なので、きっと1,2日で終わるだろうと思っていたら。金土、金土日、土日と週末になるとすごい音を立てる。日曜だって朝9時から。「ギィーン」って言う金属音が固い材質のものをカットする音がずーっと。その音が静かになったかと思った矢先、「トントン」「きゅる、きゅる(電気ねじ回し)」の音が家の中から2-3時間連続で聞こえてくる。9時から5時まで。耐えられない。

と言うことで、夜の騒音もなかなか解決しないし、こんなに長く改装工事するなら、一言あっていいはず、とだんなに頼んで大家さんと交渉したのだ。一応、大家さんがお隣と話したが、いつも通りのらりくらり。「あら、こんなにうるさかったのですか。わかりませんでした」(大家さんから頼まれてデシベルを計って、市の条約以上の音であることを示した)、「孫は今癇癪を起す時期で、とても大変なんです」と。だけど、夜の10時から12時過ぎまで寝室のある2階で走り回ったり、ジャンプしたりはあんまりだ。と言うか、2歳児(今は3歳)をこんな遅くまで起こしておくのはすごく孫にとって良くないぞ。

ま、人の育児には口出しできないので、うちはもう1年以上も我慢したし、頑張ったけど、力尽きました。と早めに出ることに。入居した時は赤ちゃんだったから、こんなによるっぱりの人たちとは知る由もなかった。

契約打ち切りなので、悪いかなと言うのもあり新借家人の広告費($199=私の物価感覚で2万円)を出します、とオファーした。そして、無期間契約と同じ21日の告知で退去できるとありがたいと2週間前に話した時は特に問題ないような口調だった。しかし、「いや、4週間の告知にして」と昨日言われてしまった。ゲッ、予定より1週間多い家賃と広告費で7万円の出費。いたー。仕方ない、あとくされないようにきれいにお別れしよう。

大家さん、身元保証人の連絡が新しい大家さんから入ったらどうぞよろしく。