子供ってすごいな。学校でいろんな情報をもらってくる。
昨日も「ピコーン、ピコーン」と音がするので、「何やってるの~?」とタブレットをのぞき込むと、恐竜がジャンプしてサボテンをうまくかわしている。サボテンの数も1本から3本になったり、低いのから高いのまで様々。ただジャンプして進むという何とも原始的なゲームだけど、楽しい。
「これさ、google Chrome のオフラインの時に遊べるんだよ。知らなかったでしょう?」と息子は得意げだ。
さて、今年もクリスマスが近づいてきている。しかも、息子の誕生日はクリスマスの翌日。毎年、12月に一気に祝い事でプレゼントをもらう息子。さて、今年はどうするかね、とだんなと話していた。
来年高校に入るので、ラップトップが必要だ。授業も宿題もラップトップで進めることが多いらしい。
息子も自分だけのコンピューターが欲しい。「今年のプレゼントは全部ひっくるめてコンピューターを買って!」のリクエスト。じゃ、どんなのが欲しいか自分で調べて交渉しなさい、と言うと、「バジェットはいくら?それにより選べる機能も変わってくる」と言われ、びっくり。どんなすごいコンピューターほしいんだ?
どうやら息子は、友達から「ゲーム用コンピューターはプロセッサーも早いし、グラフィックも美しい」と言う情報を得ているよう。しかも、PBテックと言う店では、「この機能はこのレベルに」と細かく指定して、自分オリジナルのコンピューターにしてくれる、と言う。へー。
しかし、息子は散らかし屋さんだ。と言うことは、きっとラップトップも乱雑に扱うのではないか?この前も携帯をバスでなくしてしまったぞ。大丈夫か、高いラップトップ、壊したりなくすかも。
先輩ママ友にどんなラップトップを買い与えたか聞くと、「高いのダメダメ。うちの息子はバックパックに入れて背負ったままバスのシートに座って、2回スクリーンを壊した。一回につき修理代120ドルも取られた。ほかのお母さんに聞いたらChromebookはできること限られてるけど、さすがに学生向けに作られているから丈夫だよ、と聞き買いなおした」そうだ。
なので、だんなにその話をし、うちではこうすることにした:
- 学校用になるべく安い値段を探してchromebook
- 自宅でゲームとプログラミング用にゲーム用コンピューター
私たちのプレゼントのバジェットを超えるので、このゲーム用コンピューターは「クリスマス、誕生日、お年玉、入学祝」をすべて合わせて買うことにした(ちなみに、学校用のは息子が小学生になった時から毎週20ドルづつ積み立てて確保していた。公立高校だが寄付金だけで年間900ドル近く(私の物価感覚で9万円)だ。積み立てておいてよかった)。
息子はガンガンほしいコンピューターを調べ上げ、交渉してきた。だんなと息子は有名どころの店のホームページでチェック。その横で、私が「もっとほかにお店ないの?」とググったら、いくつか知らないコンピューターの店が出てきた。その中の一つ、ExtremePCと言う店が値段もまた種類も息子が欲しいものとマッチングするのでここで購入。
たまたま、高校生になるから机も買わなくちゃね、とセカンドハンドの店やオークションサイトを見ていたが、なかなかいいのに出くわさない。ただ、オークションサイトで見ているとき、「ゲーミング・デスク」なるものが存在することに気づいた。何それ?どうやら、ゲームをする人ようにスクリーンを浮かせるアーム、ドリンクホルダー、ケーブルをまとめる溝がある、デスクトップを机の横に取り付けるなど、とても機能的なデスクなのだ。値段を見ると新品でピンキリなのだが、安いものだと普通のデスクを買うのとそう変わらない。とりあえずデスクだけ買って、後でオプションでアームとか買えば出せる金額だ。
「機能的、あとからオプションもオッケー」が大好きな私。だんなに「ママも使うから、お願い!買おう!」と交渉。
こうして、息子のコンピューター・コーナーがバージョンアップした。
昨日は、早速クラスメートとチャットしながら、自分の作ったゲームのサーバーで遊んでいた息子。もう、私はついていけてない。どんどんおたく化する息子よ、楽しめ!