ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

息子の学校、いいも悪いも極端だな

息子の学校は、公立の小中が一緒になった学校。小学部はY(ear)0からY6までの6年(一部生徒は最大6年半年)。中学部はY7とY8の2年。

今年退職した校長がかなりのキャラクターで、親も子も彼女を大好きか、大嫌いかの2つに分かれるくらいすごく個性的な人だった。

私たちは、この校長にたくさんお世話になった。入学当初400人くらいの生徒数だったが、個人的な相談にのってくれた。しかも、ほとんどの子供の名前をサラッと言えるし、どの子がどんな性格か把握していた。驚きだ。

昨日、郊外活動の日で、バスで出かけていたのでお迎えに行った(前回、送迎バスが遅れて到着し、スクールバスに乗り遅れたことがあったので)。そう言えば学校横のバス停にいつも副校長とティーチャーエイド(先生補佐、主に障害のある子を助ける)が下校時にいるのだ。何気なく息子に、「ね、先生たちはなんであそこにいるの?」と聞くと…。

「子供がちゃんとバスに乗るか見てるんだよ。で、ティーチャーエイドはスクールバスを1バス停分だけ乗るんだ。バスの中で子供がちゃんとしてるかチェックする。それに、バスカードを忘れた子の料金もまとめて払うんだ」と言うではないか。えー、知らなかった。ありがとうございます。息子も通常はバス通学だ。こうして先生たちが乗り間違えないか、カード忘れて困ってないか、チェックしてくれてるんだ。大感動。そして、こうしたシステムは前の校長が作ったらしい。ありがとう、前校長!

家に帰って、息子はすぐに友達とチャットをしながらマインクラフトをやっていた。楽しそうだ。弁当箱を出すように促すと、なんとほとんど手を付けていない。「どうしたの?今日は1日中スポーツアリーナで動き回ってたんでしょう?おなか減ってないの?」と聞くと「モーニングティの時間はちょっとあったけど、先生たちよくスケジュールを把握してなくて、次々にいろんなスポーツしてあっという間にバスに乗る時間になったんだ。誰もランチ食べてない」と言うではないか。信じられない。えー、学校に連絡しようか。ま、でも終わったことだよな。半信半疑でその日を終えた。

今日、ママ友にあったので「昨日さ、うちの子ランチ食べてなかったんだよ」と言うと彼女の娘もやはり食べてなくて残っていたらしい。ママ友は不思議に思いながらも、理由は聞かなかったらしい。私の話を聞いて、「あ、納得。そうなんだ。だからほとんど食べてなかったんだ!」と驚いていた。

あれ、昨日はこんなに細かく面倒見てくれて大感動!と思い、その後「信じられない、成長期の子にランチ抜きで走り回らせてたなんて」と両極端な気持ちになってしまった。あー、ニュージーランドだ。

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水曜日はキャラクター・ドレスアップ・デーだった。息子はドナルド・トランプの真似がうまいのでスーツを着て物真似を披露したらしい。あはは、やるな