ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

ドクター・アッシュレー・ブルームフィールドを見かけた。本物だ

先日、国会議事堂側のLabmton Quayを歩いていたら、うん、この男の人知ってる、と思った人が前から来た。あ、首相のジャシンダと組んでコビッド-19についての情報を国民に分かりやすく説明してくれている、ドクター・ブルームフィールドだ!

 

ウィキペディアより写真と説明を拝借。

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Ashley Robin Bloomfield[1] (born 1965/1966) is a New Zealand public health official. He is the chief executive of the Ministry of Health and the country's Director-General of Health.

 

コビッド-19がニュージーランドに入ってきて以来、午後1時になると国会からの中継で、ジャシンダと彼が毎日「今日の感染状況」を国民に向けて話していた。とても落ち着いた人で、ジャシンダと同じく、短いが適切な言葉を選んで、国民が動揺しないよう、しかし、現実は厳しいぞと言うのを淡々と話しかけてきた。このジャシンダとの組み合わせが、どんなに私たちを落ち着かせてくれただろうか。

中には、彼へのラブソングを作った人や、彼の似顔絵を書いたTシャツやバッグを作り売り上げの一部を女性団体に寄付した人も出た。そのくらい、国民に信頼を得て、人気のお役人だ。

youtu.be

www.youtube.com

なのに、イースターでYouTubeをみていたら、なんと彼が卵に入って「この休暇中もコビッド・トレース・アップで自分が立ち寄ったところをもれなく記録、Bluetoothもオンにしてね」と言っているではないか。どうしたの?こんな面白くなっちゃって。

息子に言うと、「え、ママ。知らないの?彼は夏にもクールなアナウンスメントのビデオに出ていたよ」と言うではないか。あ、本当だ。あった。

www.youtube.comひゃー、日本だとお役人がこんなビデオで国民に訴えかけるってないよね。しかも、ほんとクール。

だが、この日すれ違った彼は、どこかで買った弁当を片手になんだか厳しい顔。夕方のニュースで知ったが、この日オークランドの隔離施設の警備員がコビッドのテストも何回かスキップして、また予防接種も済ませてないことが判明した旨を知った。多分、このことや、この1年以上ずっとコビッド対策で疲れが出てきているのだろうな。

お疲れ様です。少しでも休んで、これからも私たちを脱コビッドの方向に導いてね。