ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

今日からロックダウン。安心だ

昨日17日、息子のお迎え前にスーパーに寄った。いつもの火曜日より混んでるな〜、と思ったがあまり気に留めなかった。

 

家に帰ると、息子の友達がテキストしてきた。「今、パパとママが話しているのをこっそり聞いたんだけど、市中感染があってこの調子ならロックダウン」って言っている、と。

 

彼のママは政府で働いている人で、多分そうなるのだろうと思った。すぐに検索すると、すでに「オークランドで男性が陽性反応を出した。国境とはまだつながりはない(余計に心配)。ロックダウンにつながるか?」と報道されていた。

 

先日、首相のジャシンダが「ニュージーランドでここ3週間ほど、国境で見つかったコビッド−19はすべてデルタ株だった。もし、市中感染が出た場合は、すばやく、ハードな処置が必要だ」と言っていた。

 

夕方6時。首相からの緊急記者会見。

 

まだ、どのバーリアントか明日午前中まで結果待ちですが、ここ最近の傾向を見て、我々はデルタ株である、ということで進んでいくべきだと大臣たちと合意しました。

 

ニュージーランドの国民は、今まで(デルタ株の)市中感染がなく、他の国々がどのように対応したのが良かったのか、悪かったのか学べるという恵まれた立場にいます。

 

ある程度の患者数が出てから対応するのではなく、すばやく、ハードな対応が必要です。

 

 

そして、保健省のトップのブルームフィールド氏にかわる。男性の情報として、オークランド在住、週末にコロマンデルに旅行に行っていた。立ち寄った場所など、かんたんに説明。これらの場所に行った人、またはこの地区で風邪の症状がある人は検査を速やかに受け、結果が出るまで自己隔離してください、と。

 

また、ジャシンダにかわる。

 

お隣のオーストラリアの様子からも学べるとおり、早めの処置が必要です。今夜、23時59分より全国的にレベル4ロックダウンに入ります、と宣言。

 

 

 

良かった。一人感染者が出た段階でみんなが動きを止めれば、広がるのを防げる

 

このロックダウンでまたジャシンダは観光業の人たちの非難の矢面に立たされる。だけど、短いロックダウンで最小限の経済的影響で済ませたほうが賢い。それは、去年のロックダウンで皆感じていると思う。

 

ありがとう、ジャシンダ。国民を守ってくれて。これなら安心して"Stay home. Stay in my bubble.(ステイ・ホーム。自分のバブルから出ない)"ができる。

 

 

<<一夜すごして、この記事を書いている段階で、感染者がトータル5人となった。そのうち一人は看護師で、ワクチン接種は完了していた人だ。この人が働いていた病院は院内ロックダウンに入っている>>