先日、スクールホリデー中なので朝のブレックファスト・ショーをネットで観た。いつも司会者たちが面白おかしく、いろんな役立つ情報を提供。まじめな話もありで、私は気に入って時々観ている。
そして、コマーシャル前に「次のコーナーでは福島の汚水を太平洋に放出するについてのニュースです」とJenny-May Clarksonが厳しい顔つきで言った。私も安全性が疑われるよな、こんなの初めてだし。私だって（安全かどうか）怖いよ。また、日本バッシングの矛先が私にも来るな、と思った。
さて、コマーシャル後、メイン司会者のJohn Campbellが「太平洋に放出って、どうしたの日本？！中国はのめって言ってるし。安全性が気になりますよね？」と、ゲストに振った。ゲストは、オークランド大学のSenior Lecturer in PhysicsのDr. David Krofcheckだ。彼は、「日本の政府は汚水を水で薄めるので安全だと言っています。本当なのか？と思い僕なりの計算をやってみました。それが、意外にも安全な数字が出たのです」と言うではないか！ジョンが、へっと言う顔で「でも、あなたはこの薄めた放射物質が含まれる水を飲めますか？」と突っ込む。すると、また、「それが、飲めると思います」と言った。
え、え？？？？本当？なんか日本政府からもらった？と思いたくなるような発言。
彼曰く、「放射性物質は12.5年たつと半減期を迎えるのです。その水を安全なところまで薄めて放出するのです。だから、この処理は妥当だし、効果的だと思います」と言う旨を話した。
ひゃー。そうなの？それが本当なら、日本の人たちもこんなにたまった汚水を安全に、ほかの国の人に迷惑にならないように処分できる。本当であってほしい。そして、本当ならもっといろんな賢い専門家たちがいろんなところで説明してほしい。
最後に彼は、「原子力発電所を持っている国はもう汚水を海洋に放出してますよ。それが間違っているとは証明されてません」と。
今日の記事はあくまでも私が番組から聞き取ったことを要約して書いてます。もしかしたら知識不足で正確に理解していないところがあるかもしれません。ニュージーランド在住の方なら、まだしばらくブレックファストの番組をオンデマンドで観れるので、是非一度ご覧いただくことをお勧めします。ニュージーランドでも福島の処理水が話題になっていることを伝えたくて、書きました。
TVNZ1 Breakfast 20/04/2021 7:52AMから上記の話題を取り上げています。
TVNZより写真を拝借
