ちょこママnz

ニュージーランドでいろいろ感じること、ハッピーだなと思うことを書き留めたい。

咳ありでもニュージーランドの病院は来いと言う。しかも、スパルタだった

2週間前の出来事。息子は10日ほど調子が悪く、熱は38度まで出て、よくなってきてからが出だした。調子が悪くなってすぐ、熱が出た日、熱が下がってからと3回RAT(迅速抗原検査)をしたがネガティブだった。ほっ。

 

公立病院のアポが明日、と言う日。熱も下がって安定しているけど、咳があるから連絡したほうがいいよな。きっと延期にされるな、と覚悟して電話したら、意外なことを言われた。

 

「いいわよ。マスクしていれば大丈夫だから。」と受付の女性。

 

「え、でも咳は時々ですが出てます。まだ体はきつそうです。」と言うと、「大丈夫よ。」えー、いいの?

 

電話を切ってから、あ、でもできればバス乗り継ぎで行かせるのきついから、ビデオ診察でしてもらおう、と思いかけなおす。

 

「ま、私たちは大丈夫だけど、あなたがビデオにしたければそれでもいいわ。先生に伝えますね。」と言われた。

 

 

が、夕方、今日はお休みのはずの先生から直接電話が入り、「息子さんにぜひ来院してほしい。」と説得を受け、行くことを承諾。

 

が、それから言われたことがスパルタ

 

朝8時までのデーターが必要だから、それに間に合うように採血してきて。」

 

「風邪ひいた後だからデーター悪いと思います。」と言うが「大丈夫。」あ、そ。

 

 

 

かわいそうな息子は、前日までは朝ごはんにも起きれず、昼に起こす生活だったのに、朝7時に起こされ、うちの区の採血センターに。しかも、いつもなら2本なのに5本!ボロボロなのに、こんなに血とって大丈夫か息子?気絶しないようにベッドに寝かされ採血。ひゃー。

 

「オレンジジュース持ってきてるから飲みな。朝ごはんは病院の近くでたべよう。」と息子をなだめる。

 

バスを乗り換え、病院につくと診察時間まで微妙で、食べる暇なし。あー。

 

1時間の診察のあと、尿検査。今日、明日中に検便も検査センターに出してね、と言われ帰宅。

 

「こんな状態でカフェでごはんたべれないよ。」と言う息子のリクエストで、寿司を買ってバスに乗り帰宅。

 

コロナのご時世に咳しながらの病院もびっくりだが、病人にこのスパルタはやはりニュージーランドだ。

 

この経験のあと、金、土、日とずーっと寝て回復した息子よ。頑張ったね。