先日、日本人の友達とお茶をした。
彼女いわく、「あのね、日本に永住帰国するとkiwisaver(将来の退職に備えて貯蓄を奨励する任意貯蓄プログラム)が半分になるって」と言うではないか。
kiwisaverについては、こちらで日本語で説明を見ることができる。
https://www.communityconnections.org.nz/ja/kiwisaver
kiwisaverは、個人、雇い主、政府の3者がお金を出し合う。私みたいに主婦は自主的に毎週、毎月、一括など積み立てる。私の場合は、月に100ドル積立、年間1,200ドル。すると、政府が521ドルくれるのだ。これを貰わない手はない。
働いている人は、「雇用主が最低でも総給与の 3% を KiwiSaver 基金に寄付する義務があります。一部の雇用主は、個人の貯蓄を同等の拠出金と一致させることを提案し、実質的に貯蓄力を 2 倍に」なる。(出典元ー上記コミュニティ・コネクションズ)
私は友達に、「雇用主がくれるものもなくなるの?おかしくない?」と言って、早速調べた。
結果、「個人と雇い主からでた積立金と利息、キャンペーンで1000ドルもらっていた人はその分も」外国に持ち出すことができる。
うちもドイツに移住したとき、出国して一年経てばkiwisaverを取り出せる(満額)と思っていたので、なるほど勉強になった。
一応、一次情報を載せておこう。
海外に移住のところを抽出すると
出国して1年後に取り出し可能になる
出典元 Moving overseas permanently - BNZ
50代後半になると、皆「海外にこのまま骨を埋めるか、日本に帰るか」を考える。
- お金のこと
- 家族のこと
- 老後のこと
- 手続きのこと
- 夫婦の場合は外国人の夫(妻)が日本に馴染むのか、自分は日本社会についていけるのか
- 外国の老人ホームで「日本食食わせろー」などとゴネないか、ボケて母国語しか話さなくならないか
など考えることが山ほどある。
選択肢がある分、悩むのだ。子供を産むときも大いに悩んだ。どこで育てるのがベストか。
明日は何があるかわからない。だから、私は近くなったらその都度考えることにしている。でも、可能性はちゃんと探って、情報収集は欠かせない。