上記の写真に"Homekill"ってあるけど、キルって「殺す」ってことだよね。な、何事?
今日、ステイしている(だんなの同僚の)別荘がある町を歩いていて見つけたこの言葉。どきっとした。一生懸命考えた。
あ、もしかしたら「ご自宅でと殺しますよ」ってことかな?恐る恐る近くに行ってみると...。やはり肉屋さんだった。ひー。そうか、このあたり牧場多いモンね。今日歩きに行った自然保護地区に行くまでたくさんの牛を見かけたな。そういう牧場主だときっと牧場用のと殺業者を使うのだろう。だけど...驚くことに、ここニュージーではペットとして牛を1,2頭飼っている人がいるのだ。そう、だんなの友達Sさんもそう。
Sさんのおうちに初めておよばれしたとき、高校で音楽教師をしている彼のだだっ広い敷地を見てびっくり(親から引き継いだとかでなく、ドライブ中に"For Sale"の看板に誘われ見てみたらこの物件に恋したらしい)。しかも、家は道路に面した高台に、そして、丘を降りて電気の通った「感電注意」と注意書きのある金網の横を通っていくとながーい河も庭を流れている。金網の向こうには「バービー」とあだ名のついた牛と、更にもう一頭が草を食んでいた。小学生の娘さんのペット。すごいなー、趣味で牛を飼うなんて。
あとでもっと驚いた。かわいい牛たちは、大きく育ったところでお肉にすると言うのだ!えー、ペットなんでしょう?だってバービーなんてかわいい名前つけてるじゃん!
まさか...オーストラリアやニュージーで「バーベキュー」を「バービー」って言うな。えー、じゃ、「かわいい牛さん、きみはあとでバーベキューよ」って毎回言ってるのと同じじゃん!
娘さんはあっけらかんとして、そうよ、って笑ってた。カルチャーショックだったな〜。
ステイ先からクルマで6分の自然保護地区に行く途中で見かけた牛たち。緑色&白のビニールで覆われている大きな太鼓状のものは干草がロールされたもの。