金曜日、坂を降りて公園までの散歩途中、以前の隣人のKさんからテキストが来た。珍しいな。
「ボストンがね、先月突然なくなったの。」と書いてあった。
ボストンとは、Kさんのママの犬で、とても人懐っこいワンちゃん。私も息子を迎えに行くときにボストンとお散歩させてもらっていた。
実は、私は小学生の時に犬に背後から襲われ、両足のふくらはぎを噛まれて今でも傷跡がある。だから、犬は苦手だった。
だけど、ボストンだけは特別で、私が来ると喜んで回る。そして、散歩用の赤いロープを見せるとぴょんぴょん高く飛び跳ねるのだ。犬がこんなに高くジャンプできるのは初めてみた。
もう、全身で大好き!を表現していて、お散歩から帰るといつもチュってしてくれて、もう可愛くて、可愛くてしょうがなかった。
確か、まだ10歳までは至ってなかったと思う。う〜ん、ボストン、もっと勇気を持って引っ越してからもお散歩しに行けばよかった。
悲しいけれど、思い出すのはいい思い出ばかりだよ。
行きは「スクール!」と言うともうぐんぐん引っ張って走る。嬉しさが現れている。が、折り返しで帰る場面になると「ホーム」と私が言う。すると、よっちら、おっちらゆっくりと歩く。「まだお散歩したいよ〜」と言っているのが手に取るようにわかり、おかしかった。
可愛かったな〜、ボストン。ずーっと覚えているからね。優しくしてくれてありがとう。
8月にKさんに偶然あったときの話。
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